粛々と移転するしかないでしょう。

この手の話、ここだけではなくて、多かれ少なかれソウルから各地に移転する機関ではどこでも起きているという話を聞きました。

「深刻」って言いますけど、忠清道にも忠北大学校や忠南大学校やKAISTをはじめとして大学はいくらでもありますし、五松ならKTX京釜線も湖南線も停車することになる交通至便なところです。その気にさえなれば、どうにでもなるんじゃないですか?

そんなにいい人材が欲しいのであれば、いっそLAかボストンにでも移転したら、かえっていっぱい集まってくるかも知れませんね。

記事入力 : 2010/10/08 11:42:19
地方移転を前に食薬庁職員が大量辞職

 11月から忠清北道五松里に移転する食品医薬品安全庁からの人材流出が、予想以上に深刻な状況となっている。

 国会保健福祉委員会所属の与党ハンナラ党議員、金錦来(キム・グムレ)氏は7日、食薬庁に対する国政監査で、今年に入ってから9月末までに同庁(食品医薬品安全評価院を含む)を退職あるいは休職した職員の数が327人に上り、これは全職員(1270人)の26%に該当すると発表した。とりわけ女性や契約職の退職が顕著で、退職者260人のうち契約職が234人(90%)、女性は194人(75%)だった。

 高学歴かつ専門的な知識を持つ人材を求めるのもさらに難しくなっている。食薬庁が今年4月に行った専門職特別採用では86人を新たに採用する予定だったが、医薬品審査を行う研究者などに適当な人材が見当たらず、最終的に予定より9人少ない77人しか採用できなかった。

 とりわけ博士クラスの専門家は、大学での講義や学業などのため首都圏から出るのをためらうケースが多く、移転が本格的に始まれば、退職者はさらに増える可能性もあるという。これは、同庁の関係者が明らかにした。

 このように食薬庁からの人材流出が現実化し、今後世宗市への移転が予定されているほかの政府機関からも、人材の流出を懸念する声が出始めている。

金慶和(キム・ギョンファ)記者

http://www.chosunonline.com/news/20101008000041