韓国人がどうしてこんなにTOEICに狂奔するのか、その実態と本音とを赤裸々に吐露した貴重な証言だと思います…。
こちらと併せて読めば、その意味するところの理解はいっそう深まるかもしれません。
AERA English (アエラ・イングリッシュ) 2010年 12月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/10/23
- メディア: 雑誌
- 購入: 2人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
私が来週までに履歴書送る会社に受かった先輩がいて・・・
話聞いたら・・・・
あたりまえのように
『TOEIC 900点は超えるんだよね?』
って言われました・・・・
他の先輩にもお前の点数はやばい・・・・
せめて100点はあげないと・・・
って言われました・・・・。
『お前、お前が日本語・韓国語できるからこの会社に有利とか言ってしまったら、他の日本人やとってもいいじゃん。お前じゃなくても日本人なら出来ることだろ。英語がないと辛いよ・・・』
“なんでこんなに韓国でTOEIC、TOEICって言われるかわかる?英語の実力云々って言うのはぶっちゃけ話にもならない。だって、業務でみんな英語使わないのに頑張ってるでしょ?
http://ameblo.jp/nailsarang/entry-10706584444.html
真の理由は、どれだけ目標に向かって誠実に粘り強く頑張るかって言うのを評価する基準なんだよ。お前みたいに勉強してないって言うのが目に見えてわかるような中途半端な点数だと、誠実性が欠けるって評価されるんだ”
英語ができるのがそんなに必要だというのなら、韓国人をわざわざ雇う必要もないわけですが、そのへんをこんな風にバランスを取って正当化しているわけですね。ふーん。
日本はまだまだ甘っちょろい、と言うこともできますが、そんな日本があってまだよかったなあ、と私は心底思います。
「ユニクロが公用語、英語に」という新聞の見出しを見て、「UNIQLO」という単語が英語の辞書に採択されたのか、すげえと思っていたら、そうではなくて、社内の公用語が英語になったのである。
http://blog.tatsuru.com/2010/06/24_1311.php
日本の企業ではすでに日産と楽天が公用語を英語にしているが、ユニクロも「日本のオフィスも含めて、幹部による会議や文書は基本的に英語とする」ことになった。
柳井正会長兼社長は「日本の会社が世界企業として生き残るため」と語っている。
海外で業務ができる最低限の基準として、TOEIC700点以上の取得を求めるのだそうである。
こんな時代にサラリーマンをしていなくてよかったなあ、と心底思う。
英語が公用語という環境では、「仕事はできるが英語はできない」という人間よりも「仕事はできないが英語ができる」という人間が高い格付けを得ることになる。
そんな世界がすべてじゃないです。よき選択とよき出会いに恵まれることを祈っています。