【KARA】状況は一進一退の模様

一時の危機的状況は脱したようにも思いますが、一気に解決・和解へと進むわけでもないようです。どうやら。

いたずらに時間が費やされれば、それだけ相互の信頼にひびが入ることも考えられます。心配されるのは何よりもそこでしょう。

[芸能]KARA5人で話し合いも、解決策見いだせず
2011/01/24 11:10 KST

【ソウル24日聯合ニュース】専属契約をめぐる事務所とのトラブルでグループ分裂の危機にあるKARAのメンバー5人が22日に集まり、自ら解決策を話し合ったが、合意には至らなかったという。

 所属事務所のDSPメディアが24日に伝えた。メンバー間には不和などがないだけに、5人でやろうという意思を再確認したが、専属契約解除を通告したニコル、スンヨン、ジヨンの3人と、事務所残留を決めたギュリ、ハラの2人の間に見解の違いがあり、満足いく解決策を見いだすことができなかった。


KARA=(聯合ニュース

 事務所も3メンバー側もこうした状況が長引けばKARAの活動に致命的だと考えており、本格的な交渉を進める予定だ。

 これと関連し、3メンバーに近いある芸能関係者は22日に「3人の両親が今日にも事務所側と会うようだ」と伝えている。

 DSPメディアは、3メンバーの弁護士から24日中に契約内容、活動方向などに対する要望が伝えられる予定で、内容を検討したうえで具体的な話し合いに入ると話している。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/sports/2011/01/24/0700000000AJP20110124001300882.HTML

まあ、このインタビュー記事で、今回の騒動の震源地と争点は大体見えてきましたね。

[芸能]分裂危機のKARA、3メンバーの父母が心境を告白
2011/01/25 09:47 KST

【ソウル25日聯合ニュース】3人のメンバーが所属事務所DSPメディアに専属契約解除を通告したことで、グループ分裂の危機に直面しているKARA。渦中のメンバー3人の父母(ニコルの母親、ジヨンの父親、スンヨンの両親)が24日、法律代理人の弁護士とともにソウルでインタビューに応じた。今回の事態について、金銭的なことを求めているのではなく、メンバーの活動内容と方向性を知りたいというだけで、その中で事務所への信頼が崩れたことが、根本的問題だと説明した。


KARA=(聯合ニュース

 ニコルの母親は、メンバー5人で活動することが前提で交渉ができれば、事務所側と最大限協調する考えを明らかにした。そのうえで、メンバーの未来を切り開くことができるマネジメント専門家が必要だということが優先問題で、所属事務所の経営陣と信頼を築けるシステムを望んでいると強調した。

 代理人を務める法務法人ランドマークの洪明昊(ホン・ミョンボ)弁護士は、25日に事務所側と会う予定で、複数の要求条件を提示する考えを明らかにした。以下は一問一答。

――事務所側との信頼が崩れた時期は。

「事務所の李湖淵(イ・ホヨン)代表が闘病に入った昨年3月以降だ。わたしたちが信じて契約した代表がいたころは、子どもたちの活動について意思疎通ができスキンシップもあった。昨年12月に代表職が夫人になったことを知り、混乱した」

「メンバーたちは未成年者なので、事務所と歌手は親子のようなものだ。KARAという船が船長なく漂流したのが、最大の理由の一つだ」(洪弁護士、ニコル母、スンヨン父)

――事務所に不信感を抱くようになったのは。

「代表が倒れてからさまざまな問題が重なるようになったが、できるだけ悪化しないよう努力した。事務所がもっと気配りをし疎通してくれていれば、これほどにはならなかっただろう。事務所は代表が入院している病院も隠していた」

「(代表の)闘病から1カ月も経たないうちに事務所から初めてかかってきた電話が、現経営陣が運営するショッピングモールのモデル契約の件だった。何故その契約をしなければならないのか尋ねても、現代表が進める仕事だというだけで説明をもらえなかった」

「代表の近況を知りたい、メンバーの活動の内訳を知らせてほしいと電子メールで伝えても返事がなく、電話をすれば、メールでは教えられない、子どもたちのスケジュール表を見ろと言われるだけだった。子どもたちに今日は何をするのかと尋ねれば、現場に行かなければ分からないというほどだった」(ジヨン父、スンヨン母)

――具体的にどのような点が不明に感じられたか。

「『日本アーティスト登録書類』だと言って、メンバーに日本語で作成された日本『専属契約書』にサインさせた。韓国語翻訳本も提示されたが内容把握が難しく、サイン後に写本を求めても渡されなかったのも非常識だ」

「(事務所の)日本支社DSPジャパンがメンバーの名前で、日本でさまざまな契約を結んだ。メンバーはDSPジャパンに権限を委任するという同意書さえ書いたことはなかった。契約が履行されなければアーティストに多くの責任が生じるようになっていたが、説明もなかった」

「DSPメディアとDSPジャパンは法の形式が異なるだけで同じ会社だが、両社がどのような契約を結んだかも知らされないまま、日本での活動で生じた収益はまずDSPジャパンに天引きされていた。事務所は2重に収益を得たことになる」(洪弁護士、父母)

――韓日活動に対する収益はきちんと精算されていたか。

「昨年9月と12月の2回、音楽ソフトと放送出演に関する精算があった。昨年9月に、1〜6月の活動の精算のため初めて事務所側と会った。当時は音楽ソフトと放送活動だけで精算するとマイナスで、イベントが追加されてどうにかプラスになった」(洪弁護士、ニコル母)

――KARAが韓日で成功した時点でこうした事態となり、金銭問題とみられかねないが。

「お金をもっとくれというのではない。活動をありのままに教えてほしいというだけ、少なくとも2カ月に1回は親に説明すべきだ。昨年12月末にほかに契約が残っていないかと尋ねたところ、事務所はないと答えたが、何度も電子メールで尋ねると、今月初めに追加を知らせてきた。こうした状況が続いてばかりで、どうして信頼が崩れないだろうか」(ニコル母、スンヨン母)

――3人はどう考えているか。

「数日前にメンバー全員が集まり、ある程度意見をまとめた。5人で活動することを原則としている。また、さまざまな問題が解決され良い雰囲気のなかで出発することを願っている。(事務所への復帰など)いくつか可能性はあり、(事務所に)いくつか提案を準備している」(ジヨン父)

――体系的なマネジメントを強調しているが。

「代表の不在に続き、信頼していた理事も退職した。上部で解決すべきことができず末端で問題が生じ、ビジョンが見えなかった。マネジメントは30〜40年前のレベルだ。日本でも専門性のない人々が管理し、年が若いメンバーらが我慢したことが多い。日本でどうなるか分からないが、韓国での活動もそうなる可能性が排除できない状況ではないか」(洪弁護士、ニコル母)

――KARAの活動中断で、現在日本で放送中のドラマ「URAKARA」の撮影が急がれるが。

「『URAKARA』はまだ契約書にサインしていないと承知している。しかし、事務所と協議後、撮影再開時期を決める予定だ」(洪弁護士)

――3人が望むことは何か。

「メンバーたちの努力で積み上げた結果を捨てることができる立場ではない。メンバーたちもどういう形であれ、結束し活動することを望んでいる。親としても、損害を受け譲歩をしても合意はしたい」(ジヨン父)

「KARAが売れ始めた時点でこうした問題を提起するのは、『これは違う』と思うほど、いろいろな事態が生じたためだ。親でも子どもたちの意志を一方的に無視するのは正しくない。事務所にメンバーを思う気持ちが感じられなかった。アイドルグループの寿命は短い。ゆっくりでもしっかりと歩めるよう、今からでも正さなければならない」(ニコル母)

http://japanese.yonhapnews.co.kr/sports/2011/01/25/0700000000AJP20110125000600882.HTML


とはいえ、一方ではこんな報道もありますし、騒動の実態を推し量るのはなかなか難しいのが現状です。

蚊帳の外でのヤキモキは、まだしばらく続きそうですねえ。

KARAが先週末に極秘来日していた

 契約解除騒動に揺れた韓国の女性5人組グループ「KARA」が、先週末にメンバー全員で極秘に来日、都内に滞在していることが24日、分かった。

 テレ東系ドラマ「URAKARA」(金曜・深夜0時12分)の収録再開のため。番組は14日にスタートしたが、現在、第3話(28日放送)までしか撮影が終わっておらず、契約上の問題もあり、第4話(2月4日)以降の収録が急がれていた。今月19日にニコルら3人が所属事務所に契約解除を通告したが、事務所側との正式な和解を待たずに、5人は日本で仕事を再開させることになった。

 一方、24日付の韓国・中央日報はメンバー全員が22日に会談、日本での活動再開に合意した、と報じた。「解散しない」ことで全員の意思が統一されたという。25日午前に離脱派のニコルら3人側が事務所側と交渉する、との情報もある。

 また、同紙はソフトバンク孫正義会長(53)がツイッターに書き込んだ「KARAは良い!解散すべきじゃない」のつぶやきに「大きな波及力を持つ」と報じた。孫会長は、KARAが(競合会社の)auと契約しているのでは、との問いにも「そんな小さい事を気にしてはいかん」と応じている。

[2011/1/25-12:04 スポーツ報知]

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110125-OHT1T00064.htm

KARA極秘来日? テレ東ホッ? 分裂騒動の結末は?
2011.01.25


KARA

 分裂騒動に揺れる韓国の女性5人グループ、KARAが、テレビ東京系主演ドラマ「URAKARA」(金曜深夜)の収録などのため、25日にも来日すると韓国・中央日報が報じている。一方で、「すでに極秘来日中で、都内でドラマ収録を行っている」との情報も飛び交っている。

 スンヨン(22)、ニコル(19)、ジヨン(17)の3人は、専属契約解除を通告した所属事務所「DSPメディア」と協議し、日本のドラマ撮影は継続するという意見をすでに取り交わしている。

 その際、3人の代理人は、病気の事務所社長に代わって経営トップにいる社長夫人の退陣や新しいマネジメントチームの編成などを条件にしているという。

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110125/enn1101251145000-n1.htm