【KARA】追い込まれた末の部分合意?

要するに、「根本的には合意していないが、世間から強まる批判の風当たりをかわすために、双方が歩み寄れる範囲で歩み寄った」ということでしょうか。

それすら放棄した状態でいがみあいが続くことを考えれば、まだマシではありますが、それにしても失ったものは少なくないですし、メンバーたちの負った傷を考えれば胸が痛みます。これが事態好転のための突破口となればよいのですが。

KARAの3人、日本での活動再開…確定スケジュールはすべて消化

3対2に分かれていたKARAが日本での活動再開に劇的に合意した。

所属事務所のDSPメディアと、離脱を宣言した3人側は27日、ソウル市内で秘密裏に交渉のテーブルについた。午後2時から始まった交渉は8時間を超える議論の末、午後10時を過ぎて終了した。双方は、「ひとまず約束された日本でのスケジュールを履行しよう」ということで合意した。

DSPメディア側は、「いつから活動を開始するかは再度会って交渉しなくてはならない。現在国内でのスケジュールは入っていない。日本のスケジュールだけが入っている状態で、まずは日本での活動から再開することで合意した」と明らかにした。KARAは日本のテレビ東京で放映中のドラマ「URAKARA」で主演を務めている。

離脱を宣言した3人側は、韓国演芸制作者協会、演芸マネージメント協会、歌手協会などが乗り出しチームへの復帰を促すなど守勢に出たことから、日本での活動は再開することを決心したとみられる。

DSPメディア側は、「日本での活動を再開することになったが、まだ意見の違いは多い。交渉をさらに進めなければならないとみられる。復帰時期は決まっていない。そしてKARAが5人体制で続けていかなければならないという原則はそのままだ」と話している。

2011.01.28 09:27:51

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137043&servcode=700§code=700

所属事務所とKARA、2度目の会合で劇的合意

所属事務所DSPメディアとKARAの3人(スンヨン、ニコル、ジヨン)側の2度目の会合で、現在進行中の「確定したスケジュールに問題が発生しないよう5人がともに参加する」という点で合意した。

27日にソウル・江南(カンナム)の飲食店でDSPメディアの代表理事とKARAの3人の両親が会い、今回の争いが始まってから初めて直接会って合意点を見いだすために8時間にわたる協議の時間を持った。25日にDSPの役員とKARAの3人の法律代理人が争いが起きてから後初めて会い、特に合意点を見いだせずに終わって以来の再会だ。

この日の会合では所属事務所を離脱した3人の両親の要求事項を、DSPメディア代表理事が受け入れられる点を見つけるための議論が行われた。結局この日の協議の結果、現在解決が急がれる確定済みスケジュールについて問題がないようにしようということで合意した。

この日議論された争点事項の結論と今後の会合日程などに関しては確定していない状況だ。

2011.01.28 09:27:57

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137044&servcode=700§code=700

上記2本の記事が掲載されている『中央日報』日本語版サイトでは、現在なぜか下記の記事だけ開けないので、ヤフーのニュースからクリップ。

KARAの3人と所属事務所、突然の和解ムード…なぜ?
中央日報日本語版 1月28日(金)13時0分配信

KARAをめぐる問題が新たな局面を迎えた。

反目を繰り返してきたDSPメディアとKARAの3人の間に和解ムードが作られ、“5人のKARA”が維持される可能性が高まった。27日午後、3人の両親とDSPが8時間を超える交渉の末に、「KARAの5人体制を続ける。確定したスケジュールは通常通りにこなす」とする大原則に合意した。

会議後、ジヨンの父親は自身のツイッターに、「半分の成功です。KARAは5人が継続して一緒に活動し、すべてのスケジュールをこなします。残る最終的な合意は数日中に結論を出します。双方とも満足する方向になるでしょう。心配してくれたみなさんに感謝します」と書き込み、肯定的なムードを伝えた。DSPも「対話のムードはそれほど悪くなかった」とし、双方の間に和解の気流が流れていることを思わせた。

“背後勢力”を置いて対立し法廷攻防まで進む勢いから和解ムードに急反転したことになる。歌謡界ではKARAの3人がチーム解散に反対する世論に押され極端な立場から一歩引き下がったものとみられる。

業界関係者は、「韓国歌手協会をはじめ演芸制作者・マネージメント協会などが“背後勢力”を非難しKARAのチーム復帰を要求した。また、ファンもKARAが分裂することに猛烈に反対している状況で、3人は強硬姿勢を取り続けにくいだろう」と話す。19日に始まったKARAをめぐる問題は1週間を過ぎ、離脱した3人の心的負担も大きくなった。3人のメンバーが苦しむ姿に両親も強硬な姿勢から引き下がったとみられる。

スンヨンの父親は最近のインタビューで、「あの子たちも早く活動することを望んでいるだろう。私が電話したときは泣いていた。こうした状況がとても苦痛だっただろう」と話し、娘を見守る苦しい心境を伝えている。

双方は数日中に再度会合を持ち、5人のKARAの維持に向けた交渉を終えるものとされている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110128-00000018-cnippou-kr

上記の「合意」とは別に、こっちの件はこっちの件でまた問題となっていきそうです。

記事入力 : 2011/01/28 09:35:32
文産連「KARAの黒幕は永久追放」

 韓国大衆文化芸術産業総連合(以下文産連)がKARA問題に関する黒幕に対し、「断固として対処する」と立場を明らかにした。

 これにより、所属事務所DSPメディアは韓国芸能制作社協会、韓国芸能マネージメント協会、文産連など心強い応援団を確保した。

 27日午後、報道資料を通じて文産連は「最近、KARAとDSPメディア間に発生したトラブルについて、トラブルを引き起こした黒幕に対しては、断固として対処する」とし、「芸能産業から永久追放する」と初めて公式見解を明らかにした。

 続けて「現在、韓国の大衆文化産業は不法コピー、不法ダウンロード、出演料未払い問題などで、とても大変な状況」とし、「このような中で成し遂げたKARAの成功は、大衆文化産業発展に役立つエネルギー源だった」とKARAの成果を高く評価。

 そして「このような良い結果が、一部常識のない人々の欲により、根こそぎダメになったら、これは大衆文化産業自体の大きな問題になる」と指摘した。

 最後に「現在、韓国芸能制作社協会で行っている仲裁・調停が良い結果をもたらすよう最善を尽くす」とコメントした。

パク・ウンビョル記者

http://www.chosunonline.com/entame/20110128000018

で、とりあえず、「URAKARA」の第4話以降は、期待してよろしいのでしょうか…。

【芸能・社会】テレ東KARA主演ドラマ放送継続
2011年1月28日 紙面から

 人気K−POPグループ「KARA」の分裂騒動の影響で行方が注目されているKARA主演ドラマ「URAKARA」を放送しているテレビ東京は27日、今後も放送を継続する方向でKARAの所属事務所DSPメディアと話し合っていることを明らかにした。

 具体的には28日の第3話は収録済みのため予定通り放送する。2月4日の第4話についてもほぼ撮影を終えているため、残りが収録できれば第4話として放送。できなければ第1話から第3話までのダイジェスト版を放送する。「どちらにするかは28日午後までに判断する」(ドラマ制作室)としている。

 この日定例記者会見した同局の島田昌幸社長は「K−POPのスターが番組を作ってくれるまたとないチャンス。最大限協力しながら体制を整えていきたい」と表明。同局は交渉先のDSPを通じて、KARAの5人が「ドラマを続けたい」という意向を伝えてきていることも明かした。

 KARAの来日については「現時点で正式なメドは立っていない」としている。

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2011012802000163.html


追記:4回目は1〜3話のダイジェスト放送に決まったようですね。

本来であればあまり目立たないはずのテレビ東京製作の深夜枠にもかかわらず、図らずも注目されることになってしまっただけに、これが最後まで製作できるかどうかは今後に向けて重大なハードルになりそうです。

テレ東、KARAドラマが未収録 ダイジェスト版を放送

 メンバーの一部が所属事務所に専属契約の解除を申し出た韓国のガールズグループ「KARA」が主演する連続ドラマ「URAKARA」を放送しているテレビ東京は28日、2月5日放送予定の第4話に未収録部分があるため、同日は第1〜3話のダイジェスト版を放送すると発表した。

 「URAKARA」は1月15日にスタート。全12話の予定。メンバー5人の初主演ドラマとして話題になっていた。

 テレビ東京は「(KARAの)事務所からは、出演を継続する意向だと聞いている。なんとしても最後まで番組を続けたい」としている。

2011/01/28 20:31 【共同通信

http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011012801001005.html