福知山の「みわとウリ坊」、ついにラストランへ

当初はもっと早く終わるかと言われていたはずですが、かなり長いこと続きましたね。写真を見る限り、「ウリ坊」はもう「ウリ坊」ではなくなっているようですし、これも自然の成り行きでしょう。

しかし、福知山市動物園のこの2010年度の入園者数の記録は、もの凄いですねえ。15日の金曜日にラストランを持ってきたのは賢明な判断でしょう。週末まで引っ張ったらエラいことになりそうです。

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「みわ」「ウリ坊」15日ラストラン 福知山市動物園


大きくなった「ウリ坊」の背に乗る「みわ」。ロデオ姿の散歩は15日でラストランとなる(福知山市猪崎・市動物園)

 子ザルの「みわ」とイノシシの「ウリ坊」が園内を仲良く散歩する姿が全国的な話題を集めた福知山市動物園(同市猪崎)の2010年度入園者数が19万2千人と、過去最多だった09年度を3倍以上も更新したことが、同園の集計でわかった。ただ同園はウリ坊が成長したため、これ以上の継続は危険と判断、2匹の「ラストラン」を15日午前10時半から行うことを決めた。

 2匹は昨夏、ともに生後1カ月で親と離れ同園に保護された。やがて、みわがウリ坊の背に乗る姿がメディアで取り上げられ人気者に。月間入園客は9月に2万人を超え、ピークの11月には4万9千人に。年明け後も毎月1万人超が訪れた。

 同園は来客の求めに応じて毎日6回程度、みわがウリ坊の背に乗って園内を散歩する時間を設けてきたが、幼かった2匹も次第に成長。特にウリ坊は体長1メートル、体重40キロにまで育ち、来園した子どもたちに衝突すると危ないため終了を決めた。

 ラストランでは地域に明るい話題をもたらした「功績」から、松山正治市長が感謝状を授与し、地元園児らがおやつを贈る予定。

 今後は2匹を一緒に飼育する柵を設置。みわは現在と同様に日中は園内で自由に触れ合える。二本松俊邦園長は09年度の入園者数6万人を大幅に更新したことに「歴史に残る夢のような数字」と喜ぶ一方、「散歩の継続を望む声も多いが、動物園で事故が起きてはいけない。ご理解を」と話している。

【 2011年04月09日 10時42分 】

http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20110409000038

「ウリ坊とみわ」の園内散歩 15日にラストラン 福知山市動物園
2011.4.8 22:06


背中にサルの「みわ」を乗せて走る「ウリ坊」。かわいらしい仲良しコンビの姿は今月15日で見られなくなる=福知山市動物園(今年1月16日)

 イノシシの背中に子ザルが乗って走る姿で人気者となった京都府福知山市動物園の「ウリ坊とみわ」の園内散歩が、今月15日で終了することになった。ウリ坊の体重が40キロを超え、オリの外へ出すと危険と判断したため。

 ウリ坊とみわは、赤ん坊だった平成22年6月に同動物園に保護され、同8月からウリ坊がみわを乗せて園内を散歩する姿が人気を集めた。ただ、みわの“ウリ坊離れ”はできておらず、当面はオリの中で一緒に過ごす2匹を見ることができるという。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110408/trd11040822140009-n1.htm