ガンバ大阪なでしこリーグ参入?本気?

冗談だと決めつけてるわけではありませんが、仮に「信用しろ」と言われましても、そんなに簡単には信じられませんねえ。

まず、この話の前提となる新スタジアムの件からして、アレですから。

一時はいろいろ上がっていた候補地も、今となっては選択肢はごく限られてきているんじゃないですか?その割りには、建設に向けて具体的に真剣に動いているという話を最近、どこからも聞かないんですよ。京大農場跡地なら京大農場跡地で、話を決めに入る覚悟、誰か持っていますか?*1


G大阪、なでしこリーグ参加検討

 J1・G大阪は21日、大阪府吹田市内でサポーター・ミーティングを開催した。質疑応答の中で、金森喜久男社長(62)は女子・なでしこリーグ参加について「新スタジアムができる年度から検討する。Jリーグ、日本サッカー協会には伝えている」と、前向きな姿勢を示した。

 G大阪は数年前にも同リーグ参加を検討。しかし、チーム編成、男女別施設の問題で断念。一方で、同リーグ2部のスペランツァFC高槻への支援は継続している。同クラブはGK海堀あゆみ、MF阪口夢穂ら、なでしこジャパンの選手を数多く輩出してきた。また、新スタジアムが完成すれば施設面の問題は解消される。

 ただ、肝心の新スタジアム構想が、まだ建設候補地が決まらない状況。14年からの使用開始を目指しているが、金森社長は「10月ぐらいには、しっかり報告したい」と現状を説明した。

(2011年8月22日)

http://www.daily.co.jp/soccer/2011/08/22/0004393093.shtml

なでしこL参入へ新球場完成14年にあわせ検討…G大阪

 G大阪に“なでしこ”チームが誕生するプランがあることが明らかになった。21日、大阪府吹田市内で行われたサポーターミーティングで、金森喜久男社長(62)が、2014年の完成を目指している新スタジアムの建設に合わせ、女子チームの創設を検討することを明かした。実現すれば、W杯優勝を足がかりにさらなる普及を目指す女子サッカーにとって大きな追い風となる。

 Jリーグの首位に立つG大阪に思わぬプランが持ち上がった。クラブとサポーターが意見を交換するサポーターミーティングの席上。サポーターから「女子チームの創立という考えはないか?」と質問が飛ぶと、金森社長は過去にも検討していたことを明かし「新スタジアムが完成する予定の2014年に向け、もう一度討議することになっている」と説明した。

 かつてG大阪は08、09年にも女子部の設立を検討。ホームタウンの高槻市にあり、現在はなでしこリーグの2部に当たるプレナスチャレンジリーグWESTに属するスペランツァFC高槻を吸収して“G大阪レディース”とするプランに向け、「実際に視察にも行った」(同社長)という。だが、クラブハウスやスタジアムに男女別のスペースを確保することが困難という問題などに直面し、断念した経緯があった。

 しかし、現在使用する万博競技場より規模がはるかに大きくなる予定の新スタジアムが完成すれば、施設面の問題は解決する。予算面でも、年間7000万円程度で可能とみている。

 とはいえ、新スタジアムの建設地すら未定。さらにスペランツァFC高槻からは、G大阪の母体・パナソニックが2000年にスポンサーを撤退しているという現実もある。障害はあるが、実現すれば、女子サッカー人気がさらに広まることは間違いない。

 ◆スペランツァFC高槻 1990年に大阪府高槻市で創立。91年に松下電器レディースとして日本女子リーグに加盟。なでしこリーグの前身、Lリーグ時代の94年に優勝を果たした。2000年にパナソニックがスポンサーから撤退し、現在のチーム名に。スペランツァはイタリア語で「希望」。現在の日本代表GK海堀あゆみ(現INAC)が04〜07年、MF阪口夢穂(現新潟レディース)は03、04年に所属していた。

 【なでしこリーグの参入条件】チャレンジリーグ(2部)に加盟し、なでしこリーグ準加盟申請の承認が必要。その上で、なでしこリーグ10位との入れ替え戦を制さなければならない。入れ替え戦進出チームは、チャレンジリーグのEAST、WESTで2位以内となり、準加盟資格を有する各リーグ上位1チームによるホーム&アウェー戦で決定する。ちなみに、現在なでしこリーグのJクラブ傘下チームは浦和、新潟、千葉がある。

http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/soccer/jleague/news/20110822-OHO1T00047.htm

高槻吸収の可能性に「何とも言えない」

 G大阪が2014年3月に予定している新スタジアムの完成にあわせ、女子65 件チームの保有を検討していることが21日、分かった。この日、大阪・吹田市内で行われたサポーターミーティングで、金森喜久男社長(62)が「条件が整えば前向きに検討したい」と明言。実現する場合、なでしこリーグ2部の高槻を吸収する形での創設、保有となる可能性が高い。

 高槻の北脇助三郎名誉代表(高槻市サッカー連盟会長)は、G大阪との協力関係について「直接聞いたわけではないので、何とも言いようがない」と具体的なコメントは控えた。それでもG大阪からはスポンサーの紹介を受けるなど親密な関係があり、傘下に入っても障害は少ないと思われる。

 [2011年8月22日10時54分 紙面から]

http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20110822-823769.html

周りをやきもきさせて混乱させるだけのリップサービスなら、しない方がましです。実のある報告がこのニュースに続くことを願ってますよ。

*1:現実問題として、エキスポランド跡地利用の話が全く進展しない現状では、スタジアムがまともに建ちそうなまとまった土地は、ここくらいしか思いつかなくなってきています。これまでの経緯からすれば、「ありえへん」と思っていた候補地なのですが…。