空前のプロ野球ブーム、とどまるところを知らず

八百長の話もプロ野球に波及してきているんですけど、それはそれとしてブームはさらに勢いづいてきているようです。

つい数年前には、こんなのは夢の夢といった状態だったんですけどねえ。

記事入力 : 2012/03/19 08:29
野球:オープン戦に大観衆、2日間で10万人


2012年プロ野球オープン戦から熱い。初日の17日に4万3843人が入場し、これまでのオープン戦初日入場者数最多記録を更新したのに続き、18日には蚕室・文鶴・社稷・清州球場に5万7508人が訪れ、オープン戦1日入場者数最多記録を塗り替えた。イ・スンヨプ金泰均、崔炯宇ら長距離バッターたちは本塁打を放ち、ファンの声援に応えた。写真は18日、蚕室で行われたサムスン−LG戦で打席に立ったイ・スンヨプ。/写真=許永翰(ホ・ヨンハン)記者

 韓国プロ野球はかつてないほどの盛り上がりを見せている。

 18日、蚕室・清州・文鶴、社稷の各球場では5万7508人のファンがオープン戦を観戦した。これは、オープン戦の1日入場者数最多記録だ。これは、昨年3月27日に作った従来の記録4万5300人に比べ26.9%の増加。開幕日の17日には雨でハンファ−ネクセン戦(清州)が中止になったが、行われた3試合だけでもオープン戦初日入場者数最多記録(4万3843人)を更新した。オープン戦開始2日間の7試合で10万1351人が入場、昨年のオープン戦開始2連戦8試合の入場者数7万452人を約3万人上回った。

 特に、収容人数が7500人に過ぎない清州球場は18日、オープン戦で初めて満員となった。 LG−サムスン戦が行われたソウル・蚕室球場では17日に続き2日連続で1万8000人が入場、仁川・文鶴球場(1万7500人)、釜山・社稷球場(1万4508人)でも観衆の熱気はペナントレースをほうふつとさせた。

 オープン戦は各チームとも勝敗より、ベテランから若手までを均等に起用、仕上がり具合をチェックする場ということで、入場料も無料だ。だが、平日も週末も午後1時から試合が始まるため、球場に行くのは容易でない。2008年までは観客席が寂しかった。ところが近年、韓国の野球が国際大会で次々と好成績を収め、雰囲気が変わった。韓国野球委員会KBO)が非公式試合の入場者数集計を始めた09年は6万8500人(平均1370人)だったが、10年には17万1752人(平均3654人)に増え、昨年は25万人を突破した。

 オープン戦の入場者数増加について、KBO朴賛浩パク・チャンホ)、イ・スンヨプ金炳賢キム・ビョンヒョン)、金泰均キム・テギュン)ら海外で活躍した選手たちの復帰や、野球観戦が国民的なレジャーとして定着してきていることを理由に挙げている。イ・ジンヒョンKBO広報チーム長は「勝敗が(ペナントレースの)順位にまったく影響しないオープン戦でも毎年観客が急増しているのは、勝敗に関係なく野球そのものを楽しんだり、チームより選手が好きというファンが増えていることを意味する」と話している。

姜鎬哲(カン・ホチョル)記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/19/2012031900503.html

蚕室や文鶴、社稷はともかくとしても、小さい球場とは言え、現在はさして野球どころとも思えない清州野球場あたりでオープン戦が満員やなんて、にわかには信じがたいです。

けれども、写真を見ると、けっこうな盛況ぶりであることは間違いなさそうです。

この熱気がこのまま続くようであれば、大田のハンバッ野球場の改修期間中も、ハンファの観客動員は何とかなりそうですね。

大田の野球場もついに改修へ

記事入力 : 2012/03/19 13:41
野球:ハンファ、5月初めまでホーム試合を清州で

 ハンファのホーム、大田球場で開催される予定だった韓国プロ野球の試合の一部が、清州球場で行われることになった。

 これは、5月初めまで行われる工事と、球場付近での大規模なイベントの影響を受けたもの。1軍のペナントレースは斗山とのホーム開幕3連戦(4月10−12日)を皮切りに、LG戦(17−19日)、サムスン戦(20−22日)、ネクセン戦(27−29日)、ロッテ戦(5月11日)まで、フューチャーズリーグ(二軍リーグ)はネクセン戦(4月24−26日、5月4−6日)、起亜戦(5月1−3日)が清州で行われる。

クォン・インハ記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/03/19/2012031901344.html