リーダーシップ論、もしくは選挙と民主主義論

実の親がつるんで娘たちをめぐるクーデタを起こしたときに、

自らの意思をもって必死に事態に立ち向かったリーダーとメンバーがいたことを知る者としては、

育ての親が言い出したことに誰も逆らえず、唯々諾々と従うしかない様を見ると、

いささか複雑な気持ちになります。


でも、そんなところでも、選挙は立派に行なえますし、

そんなすべてを美談に仕立てあげることもできるわけです。

私たちには、それができるだけの力が備わっているようです。

だからこそ、あの方がどんな暴言を吐いてももてはやされ続けていますし、

偉大なる首領様の国も、ちょっとやそっとのことでは崩壊したりしないわけですね。


愚かと言えば愚か。でも、その愚かさにあえて分け入らないと、考えは先に進まないように思います。