大阪桐蔭‐光星学院:史上初の春夏同一校同士の決勝戦

もちろん最後までぶつかることがなかった組み合わせ抽選の偶然によって実現したわけですけど、両校の実力なくては実現しなかったことです。

どちらも優勝する力は十分、勝敗は紙一重の差で決まるのでしょう。

初出場での春夏連覇を目指した済美と北海道勢初優勝を目指した駒大苫小牧が激突した2004年を思い起こさせる注目の決勝戦、楽しみに見守りたいと思います。

大阪桐蔭 2季連続の決勝進出 藤浪は2安打 甲子園初完封
第94回全国高校野球選手権大会第14日準決勝 大阪桐蔭4―0明徳義塾 (8月22日 甲子園)


完封で決勝進出を決めた大阪桐蔭・藤浪
Photo By 共同

 第94回全国高校野球選手権大会第14日は22日、甲子園球場で準決勝が行われ、第1試合は春夏連覇を狙う大阪桐蔭が10年ぶりの全国制覇を目指した明徳義塾(高知)に4―0で快勝。連覇とともに4年ぶり3度目の夏の甲子園優勝にあと1勝となった。

 大阪桐蔭は初回、1死一、三塁から4番田端の中犠飛で1点を先制。6回には2死一、二塁で5番安井が左中間を破る2点二塁打を放ち、さらに福永から代わった岸に6番笠松が左前適時打を浴びせ、得点差を広げた。

 藤浪は2安打8三振3四死球、最速152キロの快調な投球をみせ、甲子園で初完封勝利。明徳義塾は四球などで序盤好機もあったが、藤浪の落ち着いた投球の前に沈黙。9回2死二、三塁も得点に結びつかなかった。

[ 2012年8月22日 10:44 ]

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/08/22/kiji/K20120822003953830.html

史上初 春夏同一校の決勝!光星学院 “坂本2世”北條の2連発で3季連続
第94回全国高校野球選手権大会第14日準決勝 光星学院9―3東海大甲府 (8月22日 甲子園)

 第94回全国高校野球選手権大会第14日は22日、甲子園球場で準決勝が行われ、第2試合は夏春連続準優勝の光星学院(青森)が、4番北條の2打席連続本塁打などで9―3で勝ち、3季連続の決勝進出となった。

 春に続いて大阪桐蔭光星学院の決勝戦となったが、同一年に春夏とも同じ顔合わせとなるのは史上初。

 光星学院は初回、同校OBの巨人・坂本“2世”と呼ばれる北條の今大会3本目となるセンターバックスクリーンに飛び込む2点本塁打などで3点を先制。北條は4回にも中越えのソロ本塁打を放ち、チームは主導権を握った。

 5回に東海大甲府は併殺崩れの間に1点、6回にも4番石井の中前適時打で計2点を返したが、6回、大阪桐蔭に2点を追加され、9回に田村の3点本塁打で試合は決まった。

[ 2012年8月22日 13:20 ]

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/08/22/kiji/K20120822003954420.html

光星学院 仲井監督「いつまでも白河の関と呼ばれないように」
第94回全国高校野球選手権大会第14日準決勝 光星学院9―3東海大甲府 (8月22日 甲子園)


9回表光星学院2死一、二塁、田村が左越えに3ランを放つ
Photo By 共同

 昨夏、そして春の選抜に続き、3季連続で決勝に進出した光星学院の仲井監督は、「選手たちがよくやってくれて、こういうチャンスをもう一度頂けた。感謝したい」と話したが、まだ戦いは終わっていないとばかりに表情は崩さなかった。

 試合は、4番北條に2本、3番田村に1本の本塁打が飛び出すなど打線が爆発。終始、ペースを握り続けての快勝。「うちは田村、北條を中心としたチーム。大会を通じて良い働きをしてくれている」と指揮官はたたえた。

 決勝の相手は、春夏連覇を目指す大阪桐蔭。仲井監督は「本当の横綱」と評しながらも、「いつまでも白河の関と言われないように結果を出したい」と、春のリベンジとともに東北県勢として、初めて優勝旗を手にする決意を込めた。

[ 2012年8月22日 13:41 ]

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/08/22/kiji/K20120822003954570.html