ベトナムと韓国との「和解」

なるほど。いえ別に、文句はありません。

まあ、この「和解」で度量を示しているのは韓国側ではない、とは思いますけど。

記事入力 : 2012/12/17 10:54
ベトナム戦争の敵同士が和解の握手


イ・スヒ会長(左)とド・コン・ムイ会長

 ベトナム戦争当時、敵として互いに銃を向け合った韓国とベトナムの英雄が、40年ぶりに和解の握手を交わした。

 大韓民国武功受勲者会のイ・スヒ会長(76)とベトナム武功受勲者会のド・コン・ムイ会長(70)は今月21日、ソウル竜山区の戦争記念館で開催される「韓国・ベトナムの戦争英雄和解協力のための出会いの行事」に出席する。この行事は両国の修好20周年を記念して行われるものだ。

 イ会長は1966年、第9師団28連帯第9中隊としてベトナム戦争に派遣され、トッケビ1号作戦や馬頭1号作戦、烏鵲橋作戦などに参戦。多くの戦果を上げ、その功労で忠武武功勲章を受章した。ド・コン・ムイ会長はケサンの戦いなど多くの戦闘に参加し、北ベトナム1級勲章を受けた。

 武功受勲者会の関係者は「双方ともかつては敵だったが、両国は今や戦略的協力パートナーとして友好関係を築いている。この行事は、今後も友好協力を拡大するため互いに努力するという趣旨で行われるもの」と説明。2人は和解のあいさつを交わし、握手と抱擁を行って互いに花環を掛け合う予定だという。

 韓国は1964年9月11日、義務中隊やテコンドー教官団などの後方支援部隊、陸軍猛虎部隊や白馬部隊、海兵隊青竜部隊などをベトナム戦争に派遣。1973年の撤収までに32万5500人が戦地に赴き、うち1万5000人以上が戦死または負傷した。北ベトナム軍と南ベトナム民族解放戦線(ベトコン)は約80万人が戦死し、210万人が負傷した。

 和解行事が行われる21日、戦争記念館には両国の学者が集まり「韓国軍ベトナム派兵の影響と残された課題」というテーマで学術会議を開催する。会議に参加するベトナム戦争参戦兵や学者らは22日、中部戦線の第2トンネルや平和展望台などを視察する予定だ。

チョン・ヒョンソク記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/12/17/2012121701064.html

韓国でその学術会議を開催するのには、戦争記念館はとりあえず相応しい場だと思います。ただ、あそこのベトナム戦争の展示も、ベトナムからの来訪者にお見せするんですよね?うーん、あれをねえ…。あんまり堂々と見せていいものではないような気がするんですが。

それについてもやはり、ベトナム側の度量に期待するほか、ないでしょうねえ。

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