京都の球技専用スタジアムは亀岡に?

ガンバの新スタジアムに負けないくらい迷走を重ねてきた京都の球技専用スタジアム、正直思ってもみなかった亀岡に建設されることになるようです。横大路や城陽は聞いていましたけど、こっちも候補地とは知りませんでした。

まあでも、考えてみれば、JR京都駅を起点にすれば、亀岡は意外とアクセスは悪くないんですよね。近鉄沿線・京阪沿線・阪急沿線からは遠くなりますが、その分だけ両丹地域へは近くなります。「京都府」というバランスを考えれば、ないではない選択です。ただし、JR山陰本線で観客をさばききれるとも思えませんし、アクセス道や駐車場の整備は必須の条件でしょう。


球技スタジアム亀岡に 京都府が方針


亀岡市のスタジアム予定地の地図

 京都府は25日までに、サッカーなど球技専用スタジアムを亀岡市から提案があった農地に建設する方針を固めた。広く集客が見込める利便性や、造成費用が他の2候補地より低く抑えられることを重視した。早ければ2017年度の利用開始を見込んでいる。

 亀岡市が提案した候補地はJR亀岡駅北にある農地約12・8ヘクタール。府は造成費とは別に100億円程度をかけてJリーグの試合ができる2万5千人収容のスタジアムを建設する。

 府は11年11月、府内市町村に用地の無償提供を条件に公募を行い、5市町が誘致に名乗りを上げた。府の有識者委員会が亀岡市京都市伏見区の横大路運動公園、城陽市の山砂利採取跡地の3候補地に絞り込んだが、いずれも土壌の安定性などに課題があり、府に最終判断を委ねた。

 亀岡は京都駅から亀岡駅まで20分、駅からも徒歩3分とアクセスがよく、基礎工事費の見込みが最も低い。今後予定される京都第二外環状道路の開通や京都縦貫自動車道の全線開通などで、誘客する条件も整う。

 スタジアムをめぐってはサッカーワールドカップ日韓大会(02年)に向けて府が城陽市での建設を検討したが、開催地から落選。04年には京都市や府、経済界が横大路運動公園を候補に検討を進めたが、京都市資金難を理由に撤退した。

【 2012年12月26日 08時45分 】

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20121226000002