豊郷小学校を訪れる。

私にとって豊郷小学校と言えば、「東洋一の小学校」と称されたヴォーリズ建築である旧校舎、それが解体の危機に晒されたという、あの一件の印象がほとんどすべてでした。

豊郷町立豊郷小学校 - Wikipedia

豊郷小学校問題 2001_10_12〜 (京都新聞)

今は某アニメの聖地・巡礼地と化しているという話は聞いていましたが、肝心のそのアニメのことが私はよくわかりません。

詳細レポ!けいおんの聖地巡礼!旧豊郷小学校|滋賀-しっぽファンSippoFan詳細レポ!けいおんの聖地巡礼!旧豊郷小学校 - 滋賀 - しっぽファンSippoFan

しかしこれは、誰がどう見ても豊郷小学校がモデルになっていますね。議論の余地がまったくありません。



ともあれ、この歴史的価値ある建物を訪れる人が増えるのは悪いことではないかもしれません*1


というのも、この建物に入ってみれば、その校舎そのものの心地よさを感じることができますから。

まず階段。ウサギとカメも気になりますけど、この階段そのものの造形や長年にわたって磨き上げられた木の感触がたまりません。



そしてまっすぐ伸びた広くて明るい廊下。


3階のこのエリアが、その筋の方が特に萌える場所のようです。



さらに講堂。1937年に建てられた日本の小学校校舎とは思えないほどの重厚さ。日頃の憂いを忘れてずっと座っていたくなります。




ここは是非、実際に訪れて触れてみることをお勧めします。



*1:迷惑行為や建物毀損行為は論外ですけどね。