東京都慰霊堂

関東大震災東京大空襲の死者を祀る東京都慰霊堂墨田区横網町公園内にあります。


最寄りはJR総武線都営地下鉄大江戸線両国駅になります。その来歴についてはこちらなどを参照してください。

東京都慰霊堂 - Wikipedia

2013年9月2日0時47分
関東大震災から90年 東京・墨田の慰霊堂で大法要


一般参列者の焼香で静かに手を合わせる人たち=1日午前、東京都墨田区、池永牧子撮影

 約10万5千人が亡くなった関東大震災から90年の1日、東京都墨田区の都慰霊堂で犠牲者を弔う大法要があり、遺族や関係者約320人が参列した。

 慰霊堂は、大震災で約3万8千人が命を落とした旧陸軍被服廠(ひふくしょう)跡にあり、震災の犠牲者約5万8千人の遺骨が納められている。読経の後、参列者は祭壇の前で次々と焼香し、手を合わせた。

 東京都慰霊協会の檜垣(ひがき)正已会長は「災害への備えと被害を最小限にとどめる努力を怠ってはならない」とあいさつ。大震災の体験を絵に残した画家、故徳永柳洲(りゅうしゅう)さんの孫娘三島和子さん(77)は「震災の体験者が年を追うごとに少なくなる中、祖父の絵を通じて教訓を伝えていきたい」と話した。

http://www.asahi.com/national/update/0902/TKY201309010252.html

初めて見たのですが、思ったよりも大きな建物でした。


建築としては寺院風のデザインになっていますが、慰霊堂内部はカトリックの聖堂を思わせる造りでもあるような気がします。


この講堂奥の祭壇部分のさらに奥、三重塔部分には、震災と空襲で亡くなった身元不明者の遺骨が納められています。



何故この場所にこの慰霊堂が建てられたか、またここで何が起きたのかについては、同じ敷地内の震災記念堂の中に詳しい説明と展示があります。


日大一高や安田学園へ行くついでに、あるいは両国国技館江戸東京博物館に行くついでにでも、一度どうぞ。