誰が三公を殺すのか。

気まぐれの厚意でたまに餌を得るだけの野良ネコにとって、

何よりも大事なのは、

贅を尽くすことなどではなく、

生きていくに足るだけの食い扶持を、生きている間どうやって確保するか、

ということです。

高級キャットフードを積めば、猫撫で声を出したり愛嬌を振りまいたり飼い主を乗り換えたりすると思っている人間は、

見ているネコが、私とは違うんやないですかね。

「どようびのにゃんこ」に出れるような特技のないネコが、生きようが死のうが、仕方ない?

いやむしろ、もしかして、そんなネコの存在自体に、興味ないんとちゃいますか?