昨年の曇天のリベンジをしに。
で、昨年は訪れなかった泊では、こんな碑を見ました。道の通じるいちばん先に、それはあります。
こんな話とこんな碑が、ここにあるとは知りませんでした。
韓国船遭難救護の碑
掲載日:2008年11月6日2000年1月、当時の韓国船員・泊区民の子孫らが100周年記念事業と、21世紀の日本と韓国の友情と平和を祈念して建立しました。
史実◆大韓国咸鏡道吉州・学洞社村 「四仁伴載」船は、商人や乗組員ら93人を乗せロシア・ウラジオストック港を出航しましたが、厳冬の日本海で遭難。明治33(1900)年1月12日、15日間漂流し漂っているところを漁村・泊村の村民に救出され、93人の乗員は全員無事に帰国することができました。役場や警察の聴取の後、20日午前小浜を出発し敦賀〜大阪〜釜山へと送られました。
◆日本海がひどく荒れた翌日、沖に遭難した漁船を見つけた泊村民たちは、うねる波の中、小船を出し人々を岸まで運び、乗員を各家に分宿させ手厚くもてなしました。泊村を離れるとき、村民も乗員も、親子兄弟のように涙を流して別れを惜しみました。乗員たちは「このもてなしの心を忘れません。」と言葉を残し、帰国の途についたのでした。
救助後、泊村の人々は遭難した人たちに十分な食事と暖を与えましたが、言葉も通じない中で、なんとかお互いの習慣の違いを理解し、別れを惜しまれる程にもてなした泊村の方々を小浜市民として誇りに思います。
https://www1.city.obama.fukui.jp/category/page.asp?Page=562
http://www.gyokou.or.jp/100sen/pdf/04chubu/057.pdf
あら、この碑のことを書いた記事があると思ったら、ヌルボさんのブログでしたね。
絵本「風の吹いてきた村」で知った、泊(小浜市)の草の根日韓交流 - ヌルボ・イルボ
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