続きです。
その場所そのものの写真を掲げることはしませんが、第二奉安堂の2階になります。
室内に立ち並ぶ壇の数字を追い、2015年の1月…2月…。完全に日付順に並んでいるわけではありませんから、順を追って見ていくと、少し探すことになると思います。
そこに立って、目で追って探している間、ここまで自分の意思で会いに来たにもかかわらず、できることならば、そこにはいないこと、ここでは会えないことを、心のどこかで願ってもいました。
でも、確かにアンソジンは、そこにいます。飾り気なく、清楚な佇まいで、透明アクリル板の向こうに。
このティーザーを目にしたのが2014年5月14日。それまでの22年、それからの1年弱。あなたは何を見て、何を思い、何を感じていたのでしょうか。