続きです。
仁川家族公園の中心エリアに戻ってきました。
火葬場である昇華院に向かう道の途中に、主に中国人が眠る外国人墓域があります。いえ、ありました。ここもまた、公園化事業の真っただ中に投げ込まれています。
この無残に剃りこまれた山肌は、仁川家族公園に入ったところからすでに見えていたのですが、こうして眼前にして見ると、ホントにまったく完全にリセットされてます。
斜面の下のほうでは、おそらく納骨壇を中心にした新墓域の工事が既に始まっています。次に来る時にはたぶん、これも完成していることでしょう。
ちなみに、「ここにもともとどんなお墓があったか」ということを知りたければ、同じ並びの昇華院に近いところにはまだ古いお墓が残っていますので、そちらをご覧ください。
追記:在りし日(2011年末時点)のこの墓域の様子は、こんな感じでした。上記工事が始まったのは2012年5月といいますから、今となっては「消滅直前の様子を収めた貴重な写真」ということになるかも知れません。