【天安の風景】国立望郷の丘を訪れる・2:望郷弘報館
こちらの続きになります。
【天安の風景】国立望郷の丘を訪れる・1:天安バスターミナルからの道のり - 大塚愛と死の哲学
駐車場の横、管理事務所やトイレなどの建物と並んであるのが、望郷弘報館。この望郷の丘についての説明展示があります。日中の開館時間内であれば、自由に入って見学することができます。
内部は、「在外同胞」の歴史とそれに関連する事項を説明したパネル展示が中心です。それほど大きなものではありませんが、わりと丁寧な説明がされています。
ただし、韓国語のみの展示です。英語も日本語もありません。
ウェブサイトが韓日英中露の5か国語対応になっている点からすればやや意外なことですが、ここに眠り、ここを訪れる海外同胞は、韓国語でこれらを読めることが前提になっているようです。意図してのことか、多言語化が面倒(もしくはその予算がなかった)だっただけのことか、これだけではそこまではわかりません。
さて、弘報館を出て、目の前にある時計台を過ぎれば、そこからが墓域になります。この続きはまた改めて。