何度か書いてますけど、昨年は、今年も来れるとは思っていませんでした。
4校とも精一杯の戦いだったと思います。あくまで決着をつけようとすれば、再戦の結果は時にこんな風になるものです。
選抜高校野球 主戦三浦完投 再試合制し福大大濠初の8強
毎日新聞2017年3月28日 12時45分(最終更新 3月28日 17時27分)
【滋賀学園-福岡大大濠】五回裏福岡大大濠1死一塁、古賀が左中間2点本塁打を放つ(捕手・後藤)=阪神甲子園球場で2017年3月28日、平川義之撮影第89回選抜高校野球大会第9日の28日は引き分けとなった2回戦の再試合2試合。第1試合は、一昨日のゲームが1-1の投手戦だった福岡大大濠(福岡)と滋賀学園(滋賀)の対戦。中軸の一発で勝ち越した福岡大大濠が、1回戦のセンバツ初勝利の勢いそのままに、滋賀学園に5-3で競り勝ち、初のベスト8進出を決めた。
福岡大大濠の三浦が3失点完投。序盤は球速を抑えた速球とスライダーでかわし、後半は140キロ台の速球を使い力で押した。打線は同点の五回1死一塁から古賀の左中間2点本塁打で勝ち越した。滋賀学園は一回、知念の左前適時打で先制し、大会初登板で先発した右腕・光本を援護したが、後半は三浦を打ちあぐねた。
福岡大大濠・八木啓伸監督 三浦は筋肉の張りがないと、本人とトレーナーの意見が一致したから投げさせた。打線には意地の戦いだと言って送り出した。
滋賀学園・山口達也監督 (一度に)2、3点を取れず、なかなか押し込めなかった。棚原は球数が多いので、できるだけ後ろで投げさせようと思った。
http://mainichi.jp/koshien/articles/20170328/k00/00e/050/192000c
選抜高校野球 2ケタ得点で圧勝 最後の8強は健大高崎
毎日新聞2017年3月28日 15時21分(最終更新 3月28日 17時23分)
【福井工大福井-健大高崎】四回裏健大高崎2死満塁、山下が右越えに満塁本塁打を放つ=阪神甲子園球場で2017年3月28日、津村豊和撮影第89回選抜高校野球大会第9日の28日は引き分けとなった2回戦の再試合2試合。第2試合は、一昨日のゲームが7-7の打ち合いだった健大高崎(群馬)と福井工大福井(福井)の対戦。集中打で大量点をあげた健大高崎が福井工大福井を降し、2年ぶりのベスト8にコマを進めた。今大会最後の8強は健大高崎に決まった。
健大高崎は初回、先頭・安里の右前安打を足がかりに5長短打を集めていきなり4点を先制。四回にも、7番・今井の適時三塁打、8番・大柿のスクイズで加点、3番・山下に満塁本塁打が飛び出すなど6長短打で6点をあげて突き放した。
福井工大福井は初回、1死一、二塁の先制機を得たが、走者が打球にあたり守備妨害でアウトになるなど流れを引き寄せることができず苦戦。九回、四死球と内野守備の乱れで2点を返すにとどまった。
健大高崎の先発・向井は、走者を出しながらも11三振を奪うなど要所を締める投球で被安打3、失点2で9回を投げきり完投。
http://mainichi.jp/koshien/articles/20170328/k00/00e/050/227000c
これでベスト8が出揃ったわけですが、今回は履正社・大阪桐蔭の大阪勢と、福岡大大濠・東海大福岡の福岡勢が、それぞれ別の山で残っているんですね。可能性としては、同府県対決の決勝戦も十分あり得ると。
明日の準々決勝も、目が離せません。なのに、離さざるを得ないという悪魔の日程…。