KB国民銀行のチェックカードを新しくする。

これ、過去に2回経験したミッションなのですが、今回はKB国民銀行編です。

blue-black-osaka.hatenablog.com
blue-black-osaka.hatenablog.com

これまで、韓国滞在中に金銭管理のために開設して利用してきたのは、もっぱら新韓銀行とウリ銀行なのですが、実はKB国民銀行にも口座を持っています。

このロゴと色でおなじみですね。韓国の銀行業界では総資産額1位だったと思います。

f:id:bluetears_osaka:20190205112011j:plain

確か、外国人登録証を持っていた時に、予備的に作ったと記憶しています。新道林のテクノマートかどっかの支店で*1

こちらの口座、新韓銀行やウリ銀行とあまり変わらない時期に作っていて、チェックカードの機能はとっくに期限が切れています。とはいえ、長らく放置していたものの、ちょっとした金額のお金は入っているので、今回、思い立ってカードの更新にチャレンジしたというわけです。

決戦の舞台は、釜山・西面ロータリーに面したKB国民銀行西面中央支店。年末の週末に入る直前の金曜日、ほぼ朝イチでした。

受付の案内で、カードの更新に来たことを告げて番号札を受け取ります。ほぼ待たずに順番が来たので、そのまま窓口に赴きます。窓口のお姉さんは、言葉の通じない外国人の説明に苦労しながらも、何とか用件を理解して、いろいろ用意してくれます。

ただし、本当の苦労はここからです。

・まず、パスポートの番号が口座開設当時の登録のものと異なっている。
(これは私の勘違いが原因。今のパスポートにしてから開設したと思いこんでいた。)
→ ウリ銀行ではこの段階ではねられた(後日、新旧パスポートを持参してこの壁を突破)が、ここではとりあえずクリア。

・書類に「韓国内の住所」の記入が必要。いや、いま住んでないし。
→ 「とにかく韓国内の住所を」ということで、滞在中のホテルの住所を記入してクリア。

・書類に「韓国内の電話番号」の記入が必要。いや、いま持ってないし。
(そういえば、昔はプリペイド式携帯電話(선불폰)を持ってたなあ。スマートフォン以前の時代の話です。)
→ 「とにかく韓国内の電話番号でさえあればいい」ということで、アドレス帳から知人の番号を探して記入。事後承諾だゴメン。

主にこの3点*2。書いてしまえばサラッとクリアしたように見えますけど、書類を作りながら問題点にぶち当たるたびに、お姉さんが電話で問い合わせて、向こうの返事を待って、こっちにその結論が伝えられる、というプロセスが何度も繰り返されてます。ホントに作れるかどうかもなかなかわからず、私だけでなくお姉さんも大変でしたよきっと。

窓口の向こうでされている問い合わせややり取りを眺めていると、窓口裁量でどうにかなる部分は、以前に比べるとだいぶ狭まってきてるような印象を受けました。一昔前(とりわけ1990年代以前)の感覚は、今はもういろいろと通用しないでしょうね。

ともあれ、電話番号問題がクリアされたことで一気に道が開け、最終的にはどうにかこうにか手に入れました、KB国民銀行の新しいチェックカード。

f:id:bluetears_osaka:20190205121442p:plain

小一時間かかってクタクタになりましたけど、その日の午前中に片が付きましたし、嬉しかったですね。ついでなので手持ちの日本円もいくらか両替してそのまま預金しました。

通常業務のうちとは言え、散々苦労を掛けてしまったお姉さんには、コーヒーと言わずランチと言わず、お酒でも奢りたい気分でした。

f:id:bluetears_osaka:20190205120911j:plain

※画像はイメージです。実際にはもっとカジュアルな服装でした。

*1:最近行ってないけど、あそこどうなってんやろ…?

*2:あともう一つあったのは、「国際利用ができるようにした方がいいよね?」→「そうですねー」→(問い合わせ)→「外国人はできないみたい」→「じゃあ別にいいですよ」というやりとり。