鹿児島市電のこの事故。脱線かと思われたのですが、誤操作による誤進入だったようで。左右に分かれる分岐点で前輪と後輪が別々の線路に侵入した「泣き別れ」になってしまったんですね。
市電立ち往生は誤進入、鹿児島
運転士が軌道切り換えミス
2019/5/17 17:48 (JST) ©一般社団法人共同通信社
鹿児島市の繁華街で市電が誤進入した事故現場を見る人たち=17日午前10時35分鹿児島市交通局は17日、同日朝に路面電車の市電が立ち往生したトラブルについて、車輪がレールから外れておらず、当初発表の「脱線」ではなく、分岐点で別の線路に入った「誤進入」だったと訂正した。
交通局によると、右折時に男性運転士(24)がレールを切り替える信号の操作を誤り、分岐点で前輪が右折した後、後輪が左折方向の別のレールに進入した。82本に運休や遅れが生じ、約2600人に影響した。
ただ、それはそれとして、線路を跨ぐかのようなこの事故シーン、同じものを思い出した人は少なくなかったようです。
鹿児島市電の事故がどう見ても複線ドリフト. pic.twitter.com/7N42kQdcKR
— 明石海峡(橋梁模型,絵画) (@akashi_kaikyo) May 17, 2019
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君らなあ pic.twitter.com/RFKSeUu2jO
— きよ○@comic1☆O32b (@mexjp) May 17, 2019
鹿児島に続いて富山でも同じような事故が起きたので、余計に印象が強くなったかもしれません。
富山地鉄軌道線の富山駅〜大学前は現在運転見合わせ中
— ゼロ桃18 (@EF210_18) May 19, 2019
故障当該は7023号。サントラムで救援している最中に泣き別れが発生。たぶん復帰に相当な時間がかかる。 pic.twitter.com/aZIWtSzgfx
で、私もこの「複線ドリフト」はいちおう知ってはいたんです。ただ、元ネタの「電車でD」の内容自体はあまり知らなかったんですよね。そのさらに元ネタの「頭文字D」はわりと好きだったんですけど、同人誌まではチェックしてませんでした。
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この同人誌をもとにしたゲームも出てるみたいで、そのゲームをもとにしたと思しき動画もネット上にたくさん見ることができます。ついつい見漁ってしまいましたよ。
「複線ドリフト」は、こちらの動画で車輌の挙動を含めて確認できます。阪急宝塚線・中津~梅田の右カーブです。
個人的にベスト1の動画を選ぶとしたら、これですね。この回、好きです。
というのもですね、この回、「頭文字D」本編で第1部の最終回を最後に登場することなく消えてしまった茂木なつきのその後を描いているんですよ。
天真爛漫に見えるのとは裏腹に、人知れず家庭環境に問題があって、ダーティーな修羅場も経験しながら、卒業間際になってストレートに気持ちをぶつけるなつきちゃんの健気な純愛ぶりに、当時私は読みながら涙したものでした。
高校を卒業して東京の専門学校に行ったところまではわかってたんですけど、その専門学校はエアライン系で、CAとしての就職も果たしていたことが明らかになって、私は心からお祝いしたいですよ。
御木先輩もなー、本編でのなつきちゃんとの絡みは殺意を覚えるほど胸糞悪いんですけど、今回はそこまでではなくて、まだ見ていられました。
…ネタとネタ元との区別?そんなもん、夢と現実との区別と同様、あってないようなものです。