ミルクボーイのM-1優勝に涙する。

テレビ大阪視聴エリアの「どこいこ」ファン1000万人が歓喜したであろう、ミルクボーイの見事な優勝でした。

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「奥さーん!」と叫んで簡単エクササイズを教えてた、あの駒ちゃんがM-1王者ですか…。どこいこ視聴者として感慨深くないはずがありませんよ。

正直なところ、昨年のオールザッツ漫才を観ていて、見取り図とからし蓮根は決勝出ても恥ずかしくない実力を持ってると思ってたんですけど…、ミルクボーイがファイナリストになったのを聞いて、不安の方が先に来たんですよねえ。「大丈夫かあのサイゼのネタで」と。

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でも、同じパターンのコーンフレークがハマってました。あれで会場を支配して、最中で審査員に力をアピールして逃げ切り。見事でした。

これで知名度と仕事は確実に10倍を超えるはず。かまいたちや和牛には悪いけど、これぞM-1ドリームですなあ。

M1王者ミルクボーイはトリオ?「オカンに感謝」
[2019年12月23日7時0分]

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M-1グランプリ2019で優勝し、会見で笑顔を見せるミルクボーイの内海崇(右)と駒場孝(撮影・大野祥一)

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2019で優勝しガッツポーズするミルクボーイの内海崇(右)と駒場孝(撮影・大野祥一)

<M-1グランプリ2019>◇決勝◇22日◇東京・テレビ朝日

結成15年以内のコンビで争われる漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」の決勝が22日、東京・六本木のテレビ朝日で行われた。

07年結成で、過去準々決勝進出が最高の、全国では全く無名の関西のコンビ、ミルクボーイが初の決勝進出で優勝、第15代王者となった。史上最多の5040組の頂点に立って賞金1000万円を獲得した。

  ◇  ◇  ◇

角刈りの内海崇(34)とマッチョの駒場孝(33)。無名のおっさんコンビが漫才界の頂点に立った。大阪芸大落語研究会の同級生だったツッコミの内海とボケの駒場は、決勝の1回戦から驚異の笑いを積み上げて圧勝した。

1回戦では「オカンが好きな朝食なんだっけ?」という「コーンフレークネタ」を披露。04年に優勝したアンタッチャブルが持つ700点満点で最高の673点を、15年ぶりに更新する681点を記録。7人の審査員が96点以上をつけて、ダウンタウン松本人志(56)をして「魂を揺さぶられた。これぞ漫才」とうならせた。

優勝決定戦では、今年がラストイヤーのかまいたち、同じく決勝初出場のぺこぱの3組で決戦。コーンフレークネタをさらに進化させた「最中ネタ」でうならせた。かまいたちに投票した松本以外の6票を獲得して圧勝した。内海は「夢ですよね。夢ですよね」。駒場は「俺の方が夢だと思ってる」と、まさかの優勝に驚いた。

07年にコンビ結成。M-1を目標に、09年3回戦進出、10年準々決勝進出と着実な歩みを見せた。だが、10年でM-1が中断されると、目標を見失った。内海は「サボって趣味のギャンブルに走って、お笑いに向き合っていなかった。新ネタを作ることもせず、来た仕事をこなすだけだった」。再びお笑いに向き合ったのは、15年のM-1復活だった。駒場は「丸々サボっていたのが、自分たちでライブをやって向き合うようになった」。そして、後輩の霜降り明星が昨年、史上最年少優勝を飾ったことが火を付けた。内海は「負けていられないと思った。バイトと仕事の時以外は、全てネタ合わせで頑張りました」と話した。

行ったり、来たりの“リターン漫才”。駒場は「大学の落研でコンビを組んだ頃から、似たような漫才をやっていた。ここ3年でオカンが入ってトリオになった(笑い)。オカンがものを忘れるとネタが増える。感謝したい」。内海は「賞金で、いつもお世話になってる散髪屋で角刈り無料を実現したい」と笑った。

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