沖縄・南部商に県内初の高校女子硬式野球部創設へ

いいですね。野球はチームスポーツですから、やりたい中学生がいても、受け皿がないとできないんですよ。

かつて、韓国であった「院洞中学校の神話」を思い出しました。

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今のところ、沖縄県内にはまだ対等の相手はいませんけど、九州には神村学園をはじめ、日南学園秀岳館とありますしね。

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南部商に女子硬式野球部 来年4月創設 中学生対象に入部体験会 沖縄県内各地から参加
2020年10月25日 06:30

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入部体験会に参加する選手ら=24日、八重瀬町の南部商業高グラウンド

 来年4月に県内初となる女子硬式野球部を創部する南部商業高校は24日、同校で中学生を対象に入部体験会を開いた。離島や北部など県内各地から中学3年生8人、1~2年生5人の計13人が参加した。硬式野球チームの沖縄ティーダバルの選手9人がサポート役で参加するなど、県内の女子野球関係者も協力し創部を後押ししている。

 体験会は準備運動から始まり、キャッチボール、ノックなど基本練習の後、ジム講師を招いてトレーニングに約2時間汗を流した。最初は緊張した面持ちだった参加者も次第に笑顔を見せ、和やかな雰囲気で交流を深めた。那覇市から来た参加者の1人は「ボールの跳ね方や打球の重さなど硬式の感覚は違った」と充実した様子だった。

 全国的に子どもの野球離れが指摘される中、女子硬式野球部は増加傾向にあるという。南部商は全国37校目の創部となる。県野球連盟によると、2019年度の県内学童野球の登録選手は4079人。うち女子は238人で約6%を占め、県内でも増えてきている。

 ただ、中学卒業後に野球を続けるには県外しか道がなく、費用面の負担などから競技継続を断念する生徒が多いという。

 実際に体験会参加者も「中学でやめるつもりだった」と声をそろえた。悩める女子球児たちに救いの手を差し伸べようと、仲山久美子校長(県高野連副会長)らが進学後の受け皿として創設へ尽力した。

 沖縄ティーダバルの安次嶺康一代表は「県内で硬式チームは少ない。一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と話す。女子軟式野球の沖縄OCEANSの生田大地監督は「長年高校に声を掛けてきたが、やっと受け皿ができた」と喜んだ。

 昨年は県勢のチームが小学生の全国大会で3位、中学生も全国優勝チームに0―1で競り合うなど、女子野球の活躍が続く。仲山校長は「ここから日本代表、プロ選手が出るかもしれない」と期待を込める。

 体験会は11月14日午前9時から2回目が同校で行われる。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1206034.html