韓国葬墓文化と日本との邂逅

今後どんな風に展開するのか、いずれも興味深いニュースなので、まとめてクリップ。

2010/02/16 12:32 KST
大阪の「在日韓国同胞墓地」、造成事業が本格化

【ソウル16日聯合ニュース】在日同胞のための「在日韓国同胞墓地(仮称)」を大阪に造成する事業が本格的に進められる。

 在日韓国商工会議所の崔鐘太(チェ・ジョンテ)会長によると、韓国同胞墓地造成事業は商工会議所、在日本大韓民国民団(民団)・近畿地協、在日韓国婦人会などが共同で進め、駐大阪総領事館と駐神戸総領事館、民団中央本部が後援する。在日韓国商工会議所は1月の理事会で同胞墓地事業の推進を満場一致で決議し、今月8日に大阪府枚方市に位置する京阪奈墓地公園の現場を点検した。

 崔会長は、「韓国には異国の地で永眠した在外同胞の霊魂を慰める墓地『望郷の丘』(忠清南道・天安)があるが、日本には在日同胞だけのための墓地はなかった。今後1500基の墓を造成することになり、感無量だ」と話している。

 大阪の墓地には太極旗(韓国の国旗)が掲揚され、ムクゲ(韓国の国花)も植えられる。内部には身寄りのない在外同胞の遺骨を安置する慰霊塔も建立される予定だ。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2010/02/16/0400000000AJP20100216001200882.HTML

2010/02/17 11:10 KST
祐天寺保管の韓国人遺骨、日本人の遺骨も混在していた

【ソウル17日聯合ニュース】日本の東京・祐天寺に安置され韓国への返還が決まっていた韓国人強制連行犠牲者の遺骨の中に、日本人の遺骨が混ざっていることが明らかになった。政府関係者が17日に伝えた。

 祐天寺に安置されているのは、日本植民地時代に軍人または軍属として日本に強制連行された韓国人の遺骨。日本側は韓日政府間協議を土台に遺骨の返還事業を進めながらも、十分な遺骨の身元確認を行わず、半世紀以上も自国民の遺骨もともに安置されていた事実を知らなかったということになり、批判は避けられない見通しだ。

 政府関係者によると、韓日政府は12日に朝鮮半島出身旧軍人・軍属及び旧民間徴用者等の遺骨の問題に関する第7回韓日協議を開催。韓国人の遺骨約220柱を韓国へ返還することで合意したが、日本政府が先ごろ、そのうち10柱余りが日本人のものだったと伝えてきた。

 日本側は、昨年末の書類上の本籍地確認の過程で、日本植民地時代に朝鮮半島に居住していた日本人の生前の住所が韓国と記載されていたため、こうした実態が起きたと説明したという。韓日両国は、遺骨の混在の再発防止に向け、遺骨の身元をより明確に確認することで意見を交換した。

 日本は第二次世界大戦後、朝鮮半島出身者の遺骨約2000柱を厚生労働省が管理してきたが、1970年代に祐天寺に保管を委託した。1971年から約10回にわたり非公式に遺骨が韓国に返還されたが、日帝強占下強制動員被害真相糾明(究明)委員会の発足以降2008年からは、政府間協議を経て公式の返還が行われ、3回にわたり204柱が韓国の地に戻った。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2010/02/17/0400000000AJP20100217000900882.HTML