2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【鹿児島の風景】県政記念館とその前後の挫折

都城編の次は鹿児島編…のはずやったけど、忘れとった。blue-black-osaka.hatenablog.com見学するつもりやった黎明館が、周辺環境の整備やら展示のリニューアルやらで絶賛工事中だったんで、全然思うようにならんかったんやった…。www.pref.kagoshima.jp隣の…

シネマート心斎橋で映画「君の誕生日」を観る。

あのセウォル号事故とその遺族を正面から取り上げた「君の誕生日(생일)」、シネマート心斎橋で観てきました。klockworx-asia.com www.youtube.com www.youtube.com何故、その悲しみは癒えることなくとどまっているのか。何故、その日、その時、父と母はそ…

【都城の風景】城山公園

都島公園からの続きです。城山公園への移動は、歩いて10分とか15分とかいった距離、けっこう近いです。ただ、途中はいいんですけど両公園はともにアップダウンがあります。blue-black-osaka.hatenablog.com都島公園から向かうと、狭野神社と歴史資料館の間、…

【都城の風景】都島公園(都城陸軍墓地)

今年2月の九州の旅、大分に一泊したあと、宮崎を経て2泊目は都城。ということで、宮崎の次は都城です。blue-black-osaka.hatenablog.com泊まったのは都城駅近くでしたが、都城でまず目指す都島公園は西都城駅が最寄りです。市役所なんかはこっちのほうが近い…

【宮崎の風景】宮崎県護国神社

九州行の話、大分編を書いたきりでほったらかしなのを何とかしないとな…。いくらなんでも年内には何とかしたい。blue-black-osaka.hatenablog.comてことで宮崎。そう言えばプロ野球キャンプのシーズンでした。しかし、向かったのは宮崎神宮。 まずこちらに参…

【西宮の風景】満池谷墓地・その5:東側入口から南側入口へ(ネコに絡まれまくる話)

続き。これがいちおう最後です。blue-black-osaka.hatenablog.comその1でもチラッと出てきましたけど、広大なお墓ほどネコは付きものです。住み込みボランティアで墓守をしてくれているわけですから、忌避する理由はどこにもありません。blue-black-osaka.h…

【西宮の風景】満池谷墓地・その4:東側入口から南側入口へ(「故兵庫県巡査 中山茂」の話)

続きです。blue-black-osaka.hatenablog.com広い墓地の全てを見て回ることはおよそ無理なのですが、帰りはもと来た南側入口に戻ることになるので、東側入口から南側入口までの間の範囲で、気ままに歩いて回ります。ここは、いろんなものが集積していて、見る…

【西宮の風景】満池谷墓地・その3:もう一つの「お墓のお墓」へ

さらに続きです。blue-black-osaka.hatenablog.com北側入口付近から取って返して、東側入口付近へと移動します。 「第三無縁墓地」と言われる場所ですが、通路沿いの斜面いっぱいに並べられた新旧大小の墓石群。なかなか壮観です。 本格的に調べるとなれば、…

【西宮の風景】満池谷墓地・その2:「お墓のお墓」から北へ

前回の続き。blue-black-osaka.hatenablog.com納骨堂は一種独特な、埋め込まれた感じの建物なのですが、そこに接した斜面を利用して、こんなものがあります。 まあ、あれですよ。近頃(極私的に)流行りの「お墓のお墓」です。これがある、ってことは、それ…

【西宮の風景】満池谷墓地・その1:納骨堂まで

阪急甲陽線・苦楽園駅から歩いて少々。池の先に広がるのが、満池谷墓地です。火葬場・斎場・納骨堂を併設しています。 www.nishi.or.jpパッと見には、比較的平坦で開けていて、そんなに古くはないように見えなくもないですが、そんなこともないです。けっこ…

【京都の風景】余話としての衣笠・北野界隈

こちらを歩いたついでに。blue-black-osaka.hatenablog.com私が知っている時代のものとは、基本的には変わっていないんですが、それでもまあ、随分と変わってしまってますねえ。

この頃流行りの「全斗煥消去」の動き:青南台編

まあ、以前からあるにはあったんですけど、例の光州での裁判の一件から最近ちょっと弾みがついちゃってる感があります。これは、かつての大統領専用別荘で、今は一般開放されている青南台に設置されている歴代大統領の銅像をめぐる騒動です。blue-black-osak…

【京都の風景】京都市営住吉山墓地

あまり遠くにも行けないもので、近場で人があまりいないところをぼちぼちと。JR山陰本線の花園駅から北へ北へ。 京福北野線の御室仁和寺駅と妙心寺駅の間を抜けて、仁和寺の脇をさらに奥へ奥へと進んだ突き当たりに目的地・住吉山墓地があります。 そこまで…

【神戸の風景】神戸市立鵯越墓園・旧墓地・その2:鵯越大仏

続きです。blue-black-osaka.hatenablog.com旧墓地はかなりの高低差があり、お墓のお墓は谷の底の底にあります。そこから道を引き返し、今度は高い方へと道を登っていきます。ま、とりあえず高い方を目指せば、目指すところへはだいたい着けます。 こんなん…

【神戸の風景】神戸市立鵯越墓園・旧墓地・その1:墓地の墓地

新開地駅から神戸電鉄で5駅。鵯越駅で降ります。駅から急な坂を登ること十数分で、神戸市立の墓地の中でも筆頭に名前の挙がる鵯越墓園の入り口に着きます。 www.city.kobe.lg.jpが、ここ、全体はとんでもなく広いので、一度訪れたくらいでは(まして徒歩では…

シネリーブル梅田で「薬の神じゃない!」を観る。

普段は韓国映画を観る機会が多いんですけど、たまには中国映画を観たりもします。これは、評判を耳にして、期待しつつ観に行ってきました。期待以上によかったです。間違いなく名作。 www.youtube.com www.youtube.com www.nippon.com我利我欲の塊のように見…

福岡市に公設の「平和資料館」を、という動き

なるほど、大刀洗にはあって福岡市にはない、と。blue-black-osaka.hatenablog.comでも、この手の施設って、できるとこには戦後もっと早い段階でできてると思うんですけど、その間、何の動きもなかったんでしょうか。戦災記念碑なんかは1965年に建てられてま…

近代京都の花街:展覧会と研究の紹介

日経新聞さん、これ、ええ記事ですね。記事がタイムリーなのか、展覧会と研究の出るタイミングがよかったのか、それは分かりませんけど、京都の近代と花街との関係を考えるいい入り口になります。せっかくやから、両方ともリンク貼っとこ。www.bunpaku.or.jp…

京都・八幡の橋本で、旧遊郭の建物を旅館に再生

旧橋本遊郭。話には聞いたことありますし、京阪電車で通りかかることもありますけど、いつも通過するばかりで降りたことはありません。改めて見てみると、けっこう痕跡が残ってるんですね。smile-log.net uratanbou.com e-kansai.net ameblo.jp nukeraremash…

9℃『目黒さんは初めてじゃない』第5巻を読む。

発売日に買って一気読みしちゃいましたよ。目黒さんは初めてじゃない(5) (パルシィコミックス)作者:9℃発売日: 2020/11/09メディア: Kindle版blue-black-osaka.hatenablog.comいいねー。すごいねー。羨ましいねえ。何やねんこの受験生、よわよわでもろも…

教育委員会が、教員の土日勤務の記録を削除するよう校長・教頭に指示。

お詫びするしかないブラック案件。他山の石とすべく、削除されないようにちゃんと記録に残しておきましょうね。www.town.shiga-hino.lg.jp 部活など教員の土日の勤務記録削除指示 滋賀・日野町教委「残業超過避けるため」 毎日新聞2020年11月5日 20時54分(最…

秋季高校野球、長崎・大崎が九州大会初制覇

いくら清峰のDNAを受け継いでいるとは言え、群雄割拠の長崎を勝ち抜いて、九州大会まで制するというのは並大抵のことではないですよ。人口5,000人の島の全校生徒百人余りの高校、21世紀枠で選出されても不思議ではない条件のもと、延岡学園・明豊・福岡大…

福島県東日本大震災・原子力災害伝承館の記憶と忘却

まあ、設置主体(福島県)がこの施設を通じて何を残し、何をなかったことにしたいのか、ということですね。ここからわかることは。そうした政治的思惑が見えている以上、それらを織り込んだうえで、見学するときには批判的に見ていかないといけないでしょう…

韓国の火葬率、最新(2020年10月発表)の数字

最近、ちゃんとチェックしてなかったのですが、保健福祉部が国政監査資料として提出した資料の中に、当該の数字が載っていたという報道を見かけたので、それをチェックしておきましょう。2019年の全国火葬率は88.4%。渋谷凪咲ちゃんなら「90%」と言ってし…

「女性の兵役」に関する韓国の世論調査

なるほど。まず確認しておきたいのは、「女性と軍隊」という問題は今になって始まったわけではなく、けっこう長いこと議論されている話題だということです。いろんな論点がこれまですでに議論の俎上に載せられてきましたし、兵役義務(徴兵制度)以外の部分…

佐賀・鹿島高で27年ぶりの戦災死者追悼会

どのような経緯で、その慰霊碑が除幕以来、追悼式典が開かれないままであったかは定かではありませんが、その碑が残っていればこそ、このようなことが実現したわけです。記録を形に残すことの大事さについて、考えさせられる話です。西日本新聞の取材と報道…