KARASIA2024ツアーが昨日の大阪で千秋楽を迎えた。
2024.04.03 LIVE
2015年のKARA THE 4th JAPAN TOUR 2015 “KARASIA”から9年、念願のコンサートツアー“KARASIA”が復活!
8月、東京・大阪にて日本の皆さんに会いに来ます!<公演概要>
タイトル:KARA THE 5th JAPAN TOUR 2024 “KARASIA”
〇東京公演
日時:2024年8月17日(土)、18日(日)
会場:LaLa arena TOKYO-BAY
〇大阪公演
日時:2024年8月24日(土)、25日(日)
会場:Asueアリーナ大阪主催・企画:株式会社RBW JAPAN
制作:株式会社ハンズオン・エンタテインメント
今回、幸いなことに4公演とも参加する機会を得た。
本来なら今日から仕事に完全復帰すべきところだが、東京公演と大阪公演との間にハードな仕事が隙間なしの日程で入っていて、ここまで休みなしだったこともあり、いろいろちょっと限界を迎えているらしい。気力も体力も湧いてこない。
なので、この機会をとらえて、KARAとKARASIAをめぐって、いま脳裏に浮かんでいることを、ここに書き留めておきたいと思う。
***
KARAの初見は、忘れもしない2009年1月のことだった。それから日本デビューのチャンスをとらえ、初期にあった契約騒動を乗り越えて、活動的には大いに成功を収めた中で、耳にしたのが、ニコルとジヨンの離脱の話だった。本人たちにしかわからないような詳細は知らないし、結果的にはそれは現実となるのだけど、当時は眠れなくなるような不安な思いをしたことを覚えている。
その後、Kamiliaも動揺が収まらないところで、「KARA Project」が始まり、新メンバーを選抜するという話が出てきた。当時も賛否両論が聞こえる中で進行したオーディションだったが、Baby KARAとして頑張る若者の未来を応援したくなる気持ちが強くなった。
当初7人、決勝進出4人の中からただ一人、新メンバーとして選ばれたのがヨンジだった。5月から始まって7月に最終選考があったオーディションから2カ月と経たずに4人KARAの一員としてデビューし、その秋には日本でのKARASIAツアーにも突入した。並大抵のことではなかったはずだと思う。
(今回、「(当時の映像を見返してみて)ヤバいです、ヤバかったです」と感想を漏らしていたヨンジだけど、今から考えてみても、不安いっぱいの中で、超人的なことをやってのけていたはず。)
***
その後、さらにいろいろあって、オンニたちが事務所を離れてKARAの活動は休止状態となり、ヨンジだけがDSPに残って、「KARA」の名前を一人で支えることになった。日本のKARA公式ファンクラブも、ヨンジのコンテンツを細々と供給しながらかろうじて維持されている状況が長く続いた。このヨンジの境遇には個人的に思うところがなくはなかったが、表には出てこない様々な事情もあったのだと思う。
今日に至るまでのこの間、「KARAのヨンジ」と名乗りつつ、ドラマやバラエティーにも進出し、歌手としても独り立ちを果たしたその努力は、見てきた人ならわかるに違いない。
ヨンジが今回、大阪の2日目に「10年前にKARAになってよかった!」と言ってくれたことには、そうした経緯が込められているわけで、その言葉に涙したのはKamiliaだけではなく、この10年のヨンジを知るすべての人が含まれているだろう。
5人の顔合わせから始まって、新曲・グループ活動・ランキング1位獲得・ファンミーティング・KARASIAツアーとここまで続いた活動で、ヨンジが20代をささげたKARA人生が報われたとしたら、それに優る喜びはない。
そして、決して忘れることができないのは、この間に世を去った人々のこと。5年前、ハラちゃんのことを知った時の衝撃は、今も忘れることができない。さらに9年前、アンソジンのことを聞いたのは、仕事で移動中のことだった。
ヨンジの10年を、アンソジンはどのように見てくれているだろうか。ハラちゃんは、「When I Move」から「Hello」に至るKARAの再結成と復活を、どのように見ててくれているだろうか。
www.youtube.com
www.youtube.com
www.youtube.com
いずれ近いうちに、二人への墓参を再開する機会を見つけたい。