【越後高田の風景】旧師団長官舎
今は上越市の一部となっている旧高田市には戦前、陸軍の第13師団が駐屯していました。
せめぎあう地域と軍隊――「末端」「周縁」軍都・高田の模索 (シリーズ 戦争の経験を問う)
- 作者: 河西英通
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: 単行本
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もう5ヶ月ほど前のことですが、そのゆかりの場所を若干訪れました。
まずは、よく知られている旧師団長官舎へ。高田駅から市街の通りを歩いて10分ちょっとの距離です。
この近代建築についての説明は、こちらにあります。
門を入ってすぐのところにあるのが、プロペラ髭が遠目からも目立つ長岡外史中将の銅像。第13師団長時代に軍隊にスキーを導入したということで、上越とはとりわけゆかりが深い師団長であるようです。
さて、建物の方ですが、入り口はこちらではありません。脇にお回り下さい。
おお。なかなか素敵に復元されていますね。
お庭も広いです。
で、1階はこのように洋風ですが、2階は一転して和室です。こちらのスペースは会合などで借りることができるようになっているみたいです。
和室の外側に出っ張って、板張りになっているバルコニーは、和洋折衷でちょっと面白い様子を見せています。
入場・見学は無料ですし、庭や裏手の小川べりを含めて、なかなかいい佇まいを残しています。