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洛星高校硬式野球部、甲子園へ向けて「もしかしたらもしかするかも」という状況へ

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お、マジですか。それは凄い。

とは言え、そこまでの驚きはありませんけどね。洛星と言えば、京都では誰もが知る屈指の進学校ですけど、高校野球でも昔からしばしば府内で上位に進出したことのある学校ですから。近畿大会まで出たこともありますし、最近でも夏の大会で東山相手に11-12という死闘を演じたこともありました。東大や京大あたりで野球部の主力となった卒業生も、何人もいるはずです。

それでも、もしそうなったら、先年の彦根東に優るとも劣らない、大きな話題になるでしょう。

2016.9.24
部員10人の洛星が8強へ 21世紀枠の選出基準に到達

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1失点完投し8強進出の原動力となった洛星・水江=太陽が丘

「秋季高校野球京都大会・二次戦2回戦、洛星3-1大谷」(24日、太陽が丘球場)

 部員10人の洛星が大谷の追撃を振り切り、ベスト8へ進出した。来春センバツの重要な参考資料となる今大会で、8強入りしたことにより21世紀枠候補の選出基準に到達。準々決勝では全国屈指の強豪・龍谷大平安と激突するが、エースの水江日々生投手(1年)は「受けずにどんどん攻めていこうと思います」と力を込めた。

 ゲームセットの瞬間、ナインの表情から笑みがこぼれた。3点リードで迎えた九回、2死から安打と失策で一、二塁のピンチを招くと、右前適時打を許して2点差に迫られた。

 それでも水江は「エラーはしょうがない。みんなが守ってくれる」と最後の力を振り絞り、空振り三振で試合を締めた。部員はわずか10人。ボールボーイどころか、ベンチには記録員もいない。責任教師も兼務する中村好邦監督(39)は「メンバー表に特徴などを書き込んだりはしますが…基本的には選手各自が頭に入れてやっている」と言う。

 「本当にケガすら許されない状況の中で、生徒たちはよく頑張っていると思います」と目を細めた指揮官。同校は京都でも有数の進学校。OBには政界など幅広い分野で多数の著名人を輩出している。完全な中高一貫教育校で高校からの中途入学は募集していない。チームは中学の軟式野球部から持ち上がったメンバーだけに「自分たちのいいところも、悪いところも分かってやっている。だから10人でも勢いが出せる」と水江は明かす。

 中学の軟式野球部には同級生が20人いた。当初は高校でも野球部に入ろうと語り合ったが、学業を優先するため高校では野球をあきらめる選手が多数いた。高校でも続ける決断をしたのは4分の1となる5人。今夏で3年生が引退すると、2年生5人とあわせて10人という厳しい状況に陥った。

 それでも練習から工夫を重ねてきた。平日2時間の練習では、中村監督が「いかに試合で27個のアウトを取っていくかを考える。野球の考え方をまず浸透させた」。守備位置やベースコーチが入れ替わるタイミングなども、自分たちで考えながら試合に臨むようになった。

 一次戦では今夏京都大会8強の京都廣学館を撃破。決勝で京都成章に敗れたものの、敗者復活ゾーンから二次戦へ勝ち上がってきた。そして古豪の大谷を破っての8強進出。中村監督は「大それたことが言える状況ではないですので、一戦、一戦、チームに合った目標を達成していきたい」と語り、エース・水江は「今は野球だけを考えて。いつも通りやってきたことをやるだけです」と準々決勝を見据えた。

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マウンドに集まった洛星ナイン=太陽が丘

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部員10人ながら、大谷に勝利し整列する洛星ナイン

http://www.daily.co.jp/baseball/2016/09/24/0009520188.shtml