稚内大谷、春の北海道大会でもベスト4進出

昨日今日あたりでやたらとこちらにアクセスされる方がいたのは、このニュースのせいだとわかってました。

「最北の悲願校・稚内大谷」 - 大塚愛と死の哲学
【高校野球】稚内大谷が20年ぶりに秋の北海道大会ベスト4進出 - 大塚愛と死の哲学
【高校野球】稚内大谷と洛星、21世紀枠に届くか - 大塚愛と死の哲学

北北海道でのライバルとなる旭川実を破ったのに続いて、秋の準決勝で完敗した札幌日大にリベンジですか。南北海道の強豪とも互角にやり合える力をつけつつありますね。こうなってくると、夏の北北海道大会でも優勝候補筆頭に近いところで名前が挙がってくるでしょう。

f:id:bluetears_osaka:20170601100412j:plain

まだちょっと気が早いですけど、この夏の「最北の悲願」の行方からは目が離せないことになりそうです。

稚内大谷、春7年ぶり全道勝利…主将不在の穴を全員でカバー
2017年5月30日8時0分 スポーツ報知

f:id:bluetears_osaka:20170601095736j:plain
旭川実に逆転勝ちし、笑顔で走り出す稚内大谷ナイン

 ◆春季北海道高校野球第1日▽1回戦 稚内大谷3―2旭川実(29日・札幌円山)

 1回戦3試合が行われた。2年連続出場の稚内大谷が、3―2で旭川実を下し、春は7年ぶりの全道勝利を上げた。2回に左肩脱臼で上川原丈登主将(3年)が負傷交代する緊急事態に幼なじみを中心にナインが奮起。エース左腕・正岡翔也(3年)が9回2失点の力投を見せるなど、主将不在の穴を全員で埋めた。開幕試合に臨んだ札幌日大は2回に大量7点ビハインドを背負いながら、18安打の猛攻で鵡川に13―9で逆転勝ち。北照は4―1で札幌南を退けた。

 1点リードの9回2死三塁。稚内大谷のエース・正岡が、上川原のためにと気持ちを込めて投じた126球目は全力の直球だった。二ゴロに仕留めて勝利をつかみ、「丈登(上川原主将)のためにも負けられなかった」。左腕はホッと安堵(あんど)の色を浮かべた。

 試合序盤にアクシデントが襲った。2回1死一、三塁。盗塁モーションを起こした三塁走者の上川原がけん制に反応し、帰塁した際に体勢を崩して左肩を脱臼した。4番と救援も務める大黒柱。「こういうトラブルの経験がなかったので」と本間敬三監督(32)。ベンチ内の動揺は隠せなかった。

 その緊急事態に奮起したのが幼なじみたちだった。上川原らスタメンに並ぶ7人は稚内潮見が丘小から同じチームでプレーしてきた。その一人、6番・福田悠太は「みんな家族みたいなものです」と“兄弟”のピンチに燃えないわけがなかった。

 2点先行されたが、6回に相手失策と内野安打を絡めて1点差に迫った。2死一、二塁で迎えた福田は左翼線三塁打を放って勝ち越しに成功。リードをもらった正岡も5回以降は無失点投球。7回の2死満塁のピンチも「意地でも点を与えたくなかった」とスライダーで空振り三振に切った。

 次戦は昨秋の全道大会準決勝で敗れた札幌日大。背番号1の正岡は「エースとしてこのチームを引っ張っていく。丈登の分も自分が投げたい」と宣言した。苦難を乗り越えて1つになった稚内大谷。雪辱を果たす時が来た。(清藤 駿太)

http://www.hochi.co.jp/baseball/hs/20170529-OHT1T50209.html

稚内大谷22年ぶり4強 昨秋敗れたリベンジ果たす
[2017年5月31日19時6分]

f:id:bluetears_osaka:20170601100001j:plain
稚内大谷対札幌日大 22年ぶりの4強入りを喜ぶ稚内大谷ナイン(撮影・西塚祐司)

f:id:bluetears_osaka:20170601100102j:plain
稚内大谷対札幌日大 2失点で完投した稚内大谷の正岡(撮影・西塚祐司)

<春季高校野球北海道大会:稚内大谷4-2札幌日大>◇準々決勝◇31日◇札幌円山

 稚内大谷は4-2で札幌日大に逆転勝ち。昨秋の北海道大会準決勝で敗れた相手にリベンジを果たし、22年ぶりの4強入りを決めた。

 エース正岡翔也(3年)が初戦の旭川実戦に続いて2失点で完投した。奪三振は1つだったが、打たせて取る投球で札幌日大打線を抑えた。攻撃では2点を追う6回に3安打を集めて3得点。逆転に成功した。春の北海道大会では95年以来となる準決勝進出に本間敬三監督(33)は「すごいですね。攻撃は四球に単打を絡めて非常に良かった。次も勝ちたい」と力を込めた。

http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1832789.html