苦しむガンバ、そしてヤット

岡田ジャパン」なるものがどうなろうと私の知ったことではありませんが、これまでも病気で泣かされてきた遠藤であるだけに、まずはコンディションを万全に戻してほしいものです。快復を祈っています。

不調続く遠藤…極秘チェック受けていた

 遠藤が極秘チェックを受けた。7日のセルビア戦(長居)に臨む日本代表が5日、大阪府内で合宿をスタートしたが、今季コンディション不良が続くMF遠藤保仁(30=G大阪)はチーム合流前に東京都内で極秘に体調面のチェックを行った。過去に病気で北京五輪出場を辞退したこともあるだけに万全を期した形だが、W杯南アフリカ大会開幕を約2カ月後に控え、岡田ジャパンに新たな不安要素が浮上した。

 遠藤は、ドクターやトレーナーらとともに集合時間から約1時間遅れで大阪府内の宿舎に到着した。「所用で…」と遠藤は遅刻の理由に関しては口を閉ざしたが、関係者によると日本代表スタッフからの要請を受けて、4日の磐田戦(ヤマハ)後に上京。この日、東京都内で体調面のチェックを行っていたという。

 既に右足首付近のケガは回復しているが、なかなか本来の調子に戻らない。磐田戦でも精彩を欠いた。G大阪の西野監督も「全体的にヤット(遠藤)らしくない」と首をひねるほどだった。不調であることは遠藤自身も深刻に受け止めており、親しい関係者には「何でコンディションが上がらないのか分からない。調子が悪いんですよね」と胸の内を明かしている。

 遠藤はこれまでも大舞台を前に病気で泣かされてきた。06年10月にはウイルス性肝炎を発症。G大阪が優勝争いを演じていた終盤戦に離脱を余儀なくされた。さらに08年には、オーバーエージ枠で北京五輪日本代表候補に選出されながら、8月の大会直前にウイルス感染症を患い、出場を辞退することになった。この日のチェックは万全を期すためのものであり、現時点でプレーできないわけではないが、W杯本番に向けて不安は残る。

 遠藤以外にも日本代表は負傷者が続出している。この日の集合時にはチームドクターが選手全員に体調について問診を行ったほどでチームとしても神経をとがらせている。

 遠藤はこの日の練習でフルメニューを消化し「ケガはないし状態はいい。W杯まで時間が少ないし形をつくりたい」と前向きに話した。だが、不動のボランチが万全でW杯本番に臨めないとなれば大きな痛手となる。岡田監督にとって不安材料がまた1つ増えた。

[ 2010年04月06日 ]

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2010/04/06/01.html

[rakuten:soccershop:11036006:detail]
[rakuten:nbs-soccer:10022480:detail]