ゴール裏に行かない理由

聞くところによると、土曜日のベガルタ仙台浦和レッズ戦で、一部のレッズ側観客が騒動を起こしていたとか。

サポ不満爆発 監督と選手にひわいな罵声…浦和:スポーツ報知

各方面からいろいろな反応がすでに出ているようですので*1、いまさらそこに屋上屋を架すこともないでしょう。


私がそれを聞いて思い出していたのは、ACLアウェイの水原三星戦のことでした。

あの日、私はアウェイゴール裏のスタンドにいました。水原ワールドカップ競技場は、43000人余りを収容し、二層のスタンドがフィールドをぐるっと取り囲む立派なスタジアムです。万博競技場と違って、ゴール裏とは言えど席はたっぷり過ぎるほど余っていました。私はあちこち移動しながら、サポーターを含めたスタジアムの雰囲気を見て回っていました。

そこで試合前、遠路はるばるやってきたサポーターを前にしたコールリーダーが、いろいろと景気づけをトラメガで喋っていました。

そして、何だかんだあった末に始まったのは、目の前の水原三星とは関係ない某チームに対する侮蔑的なコールでした。

私は未だに、何であれをしなければならなかったのか、理解ができないでいます*2

ただ、少なくともあの時、彼らと一緒にガンバ大阪を応援する気にはなれなくなったことだけは事実です。あんなのに巻き込まれて一緒にされるのはゴメンですから。

*1:現時点では、浦和レッズのオフィシャルにちゃんとした対応が見られないのが、残念ではありますが。

*2:その後、ガンバ大阪のオフィシャルに、そのことと関連すると思しき警告文が出されています。→ 【警告】誹謗中傷するバナー掲出、応援チャントについて