【KARA】一人で頑張っているヨンジへのKstyleインタビュー

デビューして2年弱、700日を迎えたというヨンジですが。

KARAヨンジ、デビュー700日記念の認証ショット
2016/07/18(Mon) 23:30

f:id:bluetears_osaka:20160718200440j:plain
[写真:ヨンジのInstagram]

KARAのヨンジ(ホ・ヨンジ)が自分のデビュー700日を記念した認証ショットをSNSに掲載して関心を集めている。

ヨンジは17日、自身のInstagramに「デビュー700日 #祝ってくれてありがとうございます」というコメントと写真を掲載した。写真のヨンジは、ひざまずいてカメラを眺めている。衣装が魅力的だ。一方、ヨンジはこの日、tvNドラマ『また、オ・ヘヨン』でカップル役を演じた俳優ホ・ジョンミンと一緒に『コメディービッグリーグ』に出演のコーナーに登場して恋愛の定石を披露した。

http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=4&ai_id=218816

Kstyleに長めのインタビュー記事が載っていました。どこの韓国メディアの翻訳かと思ったら、吉崎エイジーニョさんをライターとしたKstyleの独自記事。さりげなく重要な内容を聞き取っていて、知韓派ジャーナリストのエイジーニョさん、これはグッジョブです。韓国メディアに翻訳転載されるにふさわしい記事ですね。

www.youtube.com


KARA ヨンジが語る“女優、歌手、そしてKARAのこと”
KSTYLE |2016年07月21日13時33分

f:id:bluetears_osaka:20160722085424j:plain

ヨンジが再び日本に現れた。

今年3月、Aprilのファンミーティング(@都内) にスペシャルMCとして参加して以来、約4ヶ月ぶりの来日だった。

7月2日の自身のファンミーティングのために日本に現れた姿は、はつらつとしていた。豊かな表情で、自分の考えを表現する。そんな21歳の姿がそこにあった。
「ひとりで活動している今は、考えるというよりは、常に『やらなきゃ』と行動する時間が長くなっているんです」

ヨンジは今、何を思うのか。思えば日本メディアが彼女個人にじっくりとフォーカスした情報を目にする機会は少なかった。ファンミーティングの前日、都内で直接話を聞いた。

―2016年も上半期が終了しました。韓国でどんな活動を?

ヨンジ:新しい姿をお見せしたい。そういうことを心掛けて過ごした時間だったように思います。とにもかくにも、ドラマへの出演が大きな変化でした。3月から撮影が始まって、最近終わりました。長い期間撮影が続いていましたね。

―「また オ・ヘヨン」(ケーブル局tvNで放映。5月2日~6月28日全18回) というドラマで、ユン・アンナ役を務めました。どういったドラマで、どういった役を?

ヨンジ:同姓同名の人物の間で繰り広げられるハプニングを描いたロマンティックコメディ作品です。主人公の弟の彼女、アンナという人物は「ほんとうにこんな子がいるのか?」と思うような、不思議な子です。12歳上の彼氏がいるんですが、その相手に対して絶対に怖気づくところは見せない。でも実際は徹底的に相手に尽くす、というギャップがあるんです。

―キスシーンもありました。

ヨンジ:そうですね。キスシーンも個性的でした。私としては初めてのドラマ出演だったので、とにかく台本を読んで、現場に臨みました。現場では思い切って抱擁して、キスしたんです。終わった瞬間、監督が大きな声で「カット!」と叫んだ。そのあと、キスシーンの相手の先輩の俳優と、ちょっと体育会みたいなノリでハイタッチしました。「よし!」と。翌日、現場のみんなで昼食を食べていた際に、そのシーンの撮影された映像を見たんです。周りがむしろ、驚いちゃって…ああ、そこまで思い切ったんだ…そこまでやらなくてもよかったんだよ…と。さらには「そこまでやったら困る!」といった声も挙がりましたね。私が演じたアンナは、ドラマに登場してすぐにキスシーンがあった。そこで私が思い切ったので、他の人のハードルが高くなってしまったんです。実際に他の俳優の方々がインタビューで「あのヨンジのラブシーンのせいで、プレッシャーになった」というほどで。相手役の先輩は「若い子とキスして。まるで泥棒だな~」と監督からいじられるような雰囲気でした。

f:id:bluetears_osaka:20160722085559j:plain

―最初に台本を読んで、キスシーンがある、と知ったときの感想は?

ヨンジ:あるとは知らなかったんです。とはいえ、台本のなかに出てくるアンナという役を知れば知るほど、役とストーリーに関心が沸いてきた。だからこそやらなきゃ、と決心がついた、というのもあります。監督は言ってました。「このキスシーンの二人のオーディションの競争が一番し烈だった」と。だからこそ「ありがたかった」とも。どうかな。うまくやれたかな~周囲の反応はともかく、自分としてはとにかく必死だったんですよ。

―演技への挑戦を通じて得たものは?

ヨンジ:継続して学んでいけば、私も成長していける。そういう風に感じられたことですね。最初は演技というものをあまり分かっていない状況でスタートしたのですが、やりながら悩みも生まれ、役に対する愛着も生まれました。だからこそ視聴者の皆様にもアンナを愛していただきたかった。研究もたくさんやったし、セリフ一つ一つにも神経を使って。撮影期間を通じて、周りの先輩たちにも積極的に話を聞いていく自分がいました。より、演技という仕事に対して関心が生まれました。おかげさまでとてもよい視聴率もいただいたんですよ!

―6月上旬には「指先の愛」というメッセージソングの収録にも関わりましたね。会社の後輩、Aprilらと一緒に。

ヨンジ:韓国でのネット上でのコメント欄が荒れないようにしよう、と伝える歌です。同じ事務所の男性グループA-JAX先輩も一緒に参加しました。この曲は、個人的にもとても共感できる曲でした。歌詞の一つ一つが「私がこう言いたかった!」という内容で。ラッパーの方々も加わってラップ調でこれを伝えてくださったりして。多くの歌手の方々(B1A4、BTOB、OH MY GIRL、Kassy) と一緒にレコーディングしたことも、すごく新鮮でしたね。ファンの方々に対しても非常によく伝わったのではないかと思います。とても意義深いものでした。

f:id:bluetears_osaka:20160722085704j:plain

―Aprilのジンソルと「神の声」という番組(地上波SBS) にも出演しました。

ヨンジ:歌番組なのですが、一般の方で歌が上手な方と「神」と呼ばれるプロの先輩方が勝負する、というものです。私とジンソルは、パネラーの立場で。(後輩で2001年生まれと若い) ジンソルが「ちゃんと務まるだろうか」とかなり心配し、緊張してましたね。私も彼女を心配していたんですが……まずディレクターの方がすごく優しくしてくれましたし「神」の方々も本当に優しかったです。心配することもなかったですね! とはいえ、ジンソルと一緒に「あああ、ホントにパフォーマンスがカッコよかったよね……」と驚愕することの連続でしたよ。

―2014年夏にKARAのメンバーとしてデビューしました。グループに対する愛着心はどういったものでしょう。そしてKARAでの活動を通じて自分が成長した部分とは?

ヨンジ:KARAでなければこうやってお仕事をいただけることは想像すらできなかった。これは間違いのないところです。一緒に活動したメンバーのオンニたちも私を応援してくれています。私も常に応援している。お互いがそういった関係にあります。私としては、この先いつになってでも、オンニたちとともにファンの皆様とお会いする機会があることを望んでます。

―KARAには素晴らしい楽曲が多いです。個人的に好きな歌はありますか?

ヨンジ:うーん、難しい質問ですね…なぜならいい曲が本当に多いから。私、練習生の時から本当に好きな曲が多くて。どうでしょう。気分によって好きな曲というのは変わるかな~。

f:id:bluetears_osaka:20160722085803j:plain

―じゃあ、苦しい時、疲れた時にハマる曲は?

ヨンジ:そういう時には、日本語の楽曲のなかでゆったりとしたものがピッタリきますね。「花火」や…あ、最近はすごく「オリオン」にハマっています。ちょっと明るい曲調だと「バイバイハッピーデイズ」もいいですよね。

―以前とは違い、一人で活動する時間も長くなっています。どういったことを感じますか?

ヨンジ:うーん、考えるというよりは、常に「やらなきゃ」と行動する時間が長くなっているので……とにかく必死に、一生懸命やっているという感じですね。

―子どもの頃はどんな子でしたか?

ヨンジ:好奇心旺盛でした。本当に強かったと思います。ある意味、男の子みたいでしたね。じっとしていられず、本当に動き回ってましたよ。サッカーして転んだりしたりとか。さらにあるモノが気になると、とにかくそれを触ってみるという癖もあった。ある時には、マニキュアがすごく気になって。色がとてもかわいくて。これで大事件を起こしたことがあります。ちょうどその頃に、雑誌で女性がすごく鮮やかなメイクをしていている写真を見かけた。綺麗だなって。色鮮やかだったのがすごく印象的だったんです。子どもはそういうのを強く記憶するものでしょう? それで私はそのマニキュアを……「あ、さっき写真で見た色だ」と感じて、なんと、まぶたに塗っちゃんたんです! そのせいで病院の緊急治療室行きですよ。「おかあさん~目がつぶれなくなっちゃた~」と。

―歌手になろうとしたのはいつから?

ヨンジ:今思えば、小さい頃からやってきたことが歌手になるための準備だったとも思えます。小学校高学年では声楽を学び、中学校時代にはニュージーランドに留学した。この時、歌手になりたいという思いを抱いたんです。

私、声楽を学ぶ前まではまったく「流行りの音楽」というものを知らなかったんです。クラシックしか聞いていなかったので。最近のPOPはもちろん、昔の曲も知らなかった。カラオケで童謡をずっと歌っているような子でしたから。周りの人が歌ってる曲をよく知らないから「カラオケ、つまんないな」と思っていたくらいで! 自分が歌うことは楽しかったんですけど。

中学校に進んでも、しばらくは流行りの音楽について話す環境がありませんでした。芸術系の学校だったこともあって。

転機はニュージーランドへの留学時です。そこで…生まれて初めて流行りの音楽を見聞きしたのです。最初に観たのは「BIG BANG」でした。その後、色々なグループを見ながら、ある瞬間に思い立ったんです。「ああ、私もああやってステージで気持ちよくスカッと踊れるんじゃないか」と。その瞬間、衝動的に母に電話しました。国際電話ですよ。それも2時間も思いを口にして。母の返事はこうでした。「もう少し悩んでみようか」おそらくは「しばし、考えが揺れているだけじゃないか」と思ったのでしょう。しかし後日、私の決意が本当だということを知ると「やろう。挑戦してみよう」と答えてくれました。帰国直後から、各芸能事務所のオーディションを受けに回る毎日が始まりました。

f:id:bluetears_osaka:20160722085915j:plain

―母の支えは絶大、というところですね。ひとつご両親とも関わりのある別の質問を。ご両親のつけたヨンジ、という名前についてです。日本のファンも一つ疑問に思っていることがあります。漢字で書くと「英智」なのか「齢智」なのか。最初は「英」の説が有力でした。

ヨンジ:これは確実にお伝えしたかったところです! 年齢の「齢」に「智」が合っています。中国語で書くときには発音のためにいろいろな表記があるようですが、私の名前は“齢智”であることに間違いはありません。両親が込めてくれた意味は……(ちょっと恥ずかしそうに)「今はまだ分からないけど、年を取って行くごとに、知識がついてくる」というものです(現場が「今はダメなんかい!」とツッコミを入れる雰囲気に)。

―一方、ヨンジさんといえば韓国で「ミュート笑い(笑うときに声を出さない)」という点も有名になりました。確かに笑うときに声を出さない。

ヨンジ:うーん、今日、韓国の空港でファンの皆様が撮ってくださった写真を出発直前に見たんですが、マネージャーから「ヨンジはほんとうに口がデカいな!」とツッコミをいただいて。まあそういうところもあるんでしょうか……

―では少し話題を変えて。「夏にやってみたいこと」は?

ヨンジ:水着を着る! なぜなら、今までプールに行くような機会がなかったんです。だから着てみたいなーって。ラッシュガードの水着がいいです。最近は周りの人も着ているので。

―今年の3月以来の来日が、今回のファンミーティングです。どんな期待がありますか(インタビューはファンミーティング前日に行われた)?

ヨンジ:はじめて一人でやるファンミーティングです。すごく期待していて、ワクワクしています。ファンの皆様にお会いしたい気持ちが強いです。とにかく早く。

―事務所の後輩グループAprilがゲストとして参加します。ヨンジさんにとって彼女たちはどんな存在なのでしょう?

ヨンジ:ともに、一生懸命やっていきたいと思っています。そういう思いが本当に強いです。今年は(番組に一緒に出演した) ジンソルとも一緒にいる時間が長いんですが、自分が「先輩」という感じがしないんです。一緒に頑張る、という感じで。「先輩として何かを教える」というのもなく。Aprilもすごく活躍をしているので。私も学びたいと思うところが多いですよね。

f:id:bluetears_osaka:20160722090052j:plain

―日本で行きたい場所、やりたこととは?

ヨンジ:毎度のことですが……ドン・キホーテに行きたいです。いろいろと買ってきてほしいと頼まれるんですよ。その他、個人的にかわいらしい雑貨やグッズなども好きなので、時間があればそういったお店も見て回りたいですね。

―最後に日本のファンへのメッセージを。

ヨンジ:ずっと「早くご挨拶をさせてもらいたいな」と思っていました。今回、少し遅くはなりましたがこうやってお会いする機会ができてうれしいです。これからもたくさん私を愛してほしいし、応援してほしいです。ふだん、私は遠い韓国にはいますが、それでも応援して下さることに、いつも感謝しています。

この数ヶ月の変化は「成長」なのか、はたまた「復調」なのか。定かではない。
ただひとつ、ヨンジにとって重要なキーワードが分かったインタビューだった。

「常に動いてこそ元気になる」

子どものころはとにかく動き回る子だった。今年の上半期はドラマの撮影が大きなウェートを占めた。そして一人での活動の時間は「動いていてあれこれと考える時間もなかった」という。またインタビューの合間の余談では「休みの日も家でじっとはしていない。太陽の光を浴びたくなる」と口にしていた。

ドラマの配役はちょうど、3月のAprilのファンミ―ティングで来日した直後に発表されたものだ。そこからぐっと元気を取り戻し、同時に「オンニについていく」だけではない自分の立ち位置を見つけつつあるのだろう。ドラマの結果が良かったため、2日の日本でのファンミーティング直後にオフをもらった。プーケットで英気を養い、その後予定されているという「様々な仕事」で、新たに動き回っていく。

ライター:吉崎エイジーニョ

元記事配信日時 : 2016年07月21日13時33分 記者 : Kstyle編集部、撮影 : 朝岡英輔

http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2049222

その韓国では、ヨンジがSBS「ジャングルの法則」に出演確定か?という報道があったらしく、SBSはそれを公式に否定するという一幕がありました。

仮に、人気番組である「ジャングルの法則」にヨンジが出演するのであれば、それはもちろんいいニュースです。ただ、その前にまずは「ランニングマン」のゲストにヨンジを呼べと、SBSには700日以上前から言っています。

www.youtube.com

'정글의 법칙' 측 "허영지, 단 한번 미팅…출연 확정 NO"(공식)
기사입력 2016-07-20 17:15:27

f:id:bluetears_osaka:20160722091614j:plain

[스포츠조선 이승미 기자] SBS 측이 허영지의 '정글의 법칙' 출연 보도에 대해 입장을 전했다.

20일 SBS 측 관계자는 "'정글의 법칙' 팀이 허영지과 단 한번 미팅을 가진 건 사실이나 그 뿐이다. 출연에 대해 확정된 바가 전혀 없다"며 "출연자 섭외를 위해 수많은 사람들과 미팅을 갖는다. 허영지는 그 중 한명일 뿐이다"고 설명했다.

앞서 한 매체는 허영지가 '정글의 법칙' 몽골 편에 출연하게 된다고 보도했다.

한편, '정글의 법칙'은 김병만과 출연자들이 자연 속에서 펼치는 생존기를 보여주는 SBS 대표 예능 프로그램이다. 현재 뉴칼레도니아 편을 방송하고 있으며 김병만, 홍석천, 허경환, 김영광, 유리, 윤박 등이 출연 중이다. 몽골 편은 8월 말 촬영을 시작할 계획이며 현재 출연자 캐스팅에 한창이다.

http://sports.chosun.com/news/news.htm?id=201607200100164150011733&ServiceDate=20160720

韓国の法曹人養成システム改革の試行錯誤

翻訳が機械っぽかったり、多少問題はありますが、毎日経済日本語版サイトの原文記事の表示の仕方はいいですね。他のメディアの日本語版サイトも見習ってほしいところです。

韓国の場合、医学・薬学関係はよくわかりません。ただ、少なくともロースクールについては、日本のことも参照しながら、それとは若干異なる仕組みを導入しています。

법학전문대학원 - 위키백과, 우리 모두의 백과사전
법학전문대학원 - 나무위키
楊萬植「韓国のロースクールの状況と卒業後の進路」

「専門職への進入路」ロースクールと薬学部、ほろ苦い人気
記事入力 2016-07-20 17:21 | 記事修正 2016-07-21 16:28:41

代表的な専門職への進入通路である法学適性試験(LEET/Legal Education Eligibility Test)と薬科大学入門資格試験(PEET/Pharmacy Education Eligibility Test)の志願者がともに増えたことが分かった。 2017年度のPEET志願者は史上最高を記録したことに続き、減少傾向にあったロースクール入学のためのLEET志願者も今年は反発した。 2017年度LEET志願者は8838人で、前年比で7.2%(592人)増加して歴代3番目を記録した。先立って発表された2017年度PEET志願者も1万6127人で過去最大であり、競争率も9.5対1で最も高かった。 PEET志願者は2011年度の最初の試験の後、継続して増加している。

一方、LEET志願者は2009年年度に1万960人から出発したが、2013年度は7000人に急減した後、2014年度に入って9000人余りと反騰した。LEETは序盤の人気とは異なり、「クムスジョ(金のスプーン/富裕層)」に有利な高コスト構造と判事や検事への任用が容易ではない問題などが浮き彫りになり、近年は志願者が減少するようすを見せた。

とは言え、司法試験の廃止が目前に迫ると司法試験の受験生が流入したり、早目にロースクール進学を決定する学生が増えて、今年の志願者は増加に転じた。司法試験1次試験は今年が最後であり、2次・3次試験は2017年を最後にして、2018年には完全に廃止される予定だ。

オ・ジョンウン鍾路学院ハヌル教育評価理事は、「今年からLEETを受けなければ法曹会への道を放棄しなければならない、岐路に立った司法試験受験生などの受験生が流入したものとみられる」と説明した。キム・ミョンギ法学専門大学院協議会事務局長は、「法曹人の養成システムが徐々にロースクールに一本化され、学生はもはや司法試験とロースクールの間で悩むことなく、さっさとロースクール進学を決めて志願者が増えたせいもある」と語った。

最近の就職不況と雇用の不安定がもたらした、専門職を好む現象が影響を及ぼしたという分析もある。オ・ジョンウン理事は、「就職準備生たちが景気の低迷と就職難で、薬剤師や弁護士などの専門職を好んでいる」とし「PEETの場合、医学専門大学院の選抜人員が大幅に減少し、医学教育入門検査(MEET)の代わりに志願者が増えたせいもある」と語った。ユン・テソク延世大ロースクール教授も、「最近は若者の就職が難しくなり、専門職を好む傾向が強くなってLEET志願者が増えた可能性がある」と明らかにした。

問題は優秀な学生がこのようにロースクールと薬科大学に集まり、人材の偏り現象など、さまざまな副作用が現れているという点だ。専門家らは現在、法学科を廃止してロースクールを設立した25大学には上位圏の大学が多数布陣しており、優秀な学生の法学科忌避現象が深刻化していると指摘した。さらにロースクールは弁護士の養成が主な目的で、事実上は実務中心の3年課程の就職機関に他ならない。

薬科大学の場合、一般大学で2年以上を履修した後の入学が可能だが、このために優秀な学生は理工系の専攻を薬科大進入への踏み台に利用しているという指摘が出されている。特に試験科目と関係のある化学や生物学の教授らは、薬科大が理工系を荒廃させていると批判している。今回の試験でも、試験科目と関係のある生物学工学・化学専攻者の受験率が72%以上だった。

[チョン・スルギ記者]

http://japan.mk.co.kr/view.php?type=M1&category=30600005&year=2016&idx=4789

news.mk.co.kr

f:id:bluetears_osaka:20160722133223j:plain

このロースクール制度と司法試験の廃止とをめぐっては、上に書かれている以上に、いろいろな議論や課題が今も積み残されているみたいです。日本の法科大学院が抱えている問題に通じるものもありますが、異なる部分も目に付きます。

廃止予定の司法試験を21年まで存続 韓国政府が方針
2015/12/03 15:32

【ソウル聯合ニュース】法学専門大学院(ロースクール)の導入に伴い2017年末に廃止されることが決まっていた司法試験について、韓国法務部は3日、21年まで存続させる姿勢を示した。

 これを受け、国会に提出されている司法試験の存続を柱とする法案が処理される可能性が高まった。一方で、国民的合意を経て廃止期限まで決めていた司法試験を存続させることをめぐる法曹界からの批判が強まりそうだ。

 法務部の金周賢(キム・ジュヒョン)次官は定例会見で、「現行法によると司法試験は17年12月31日をもって廃止されることになっているが、国民の8割以上がロースクール制度の改善が必要だとして試験の存続を主張している」と説明した。

 また、試験廃止の猶予期限を21年とした理由については、ロースクール制度の改善方向に対する研究に必要な期間などを考慮したと述べた。

 ロースクールは「試験浪人」をなくし、専攻に関係なく誰でも法曹人になれるチャンスを与えるという趣旨で、韓国で09年に導入された。現行法では、ロースクールの卒業生に限り弁護士試験を受験できる。

 翌10年から司法試験の合格者数を段階的に減らし、17年に試験そのものを完全に廃止するというのが当初の政府計画だったが、ロースクールは学費が高いため、導入時から「富裕層のための制度」との批判にさらされた。政府が表明した期限付きの存続は、こうした社会的葛藤を踏まえた折衷案といえる。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2015/12/03/0200000000AJP20151203002400882.HTML

詳しい解説は、こちらに譲った方がいいでしょう。

business.nikkeibp.co.jp

司法試験と弁護士試験の二本立て

 韓国では2009年から法学専門大学院(ロースクール)の設立が始まった。これを受けて、2012年以降、法曹人になるために2種類の試験が行われている。1つは「司法試験」。大学で法学関連科目を35単位履修した人なら誰でも受けることができる。もう1つは「弁護士試験」。ロースクールを修了した人だけが受けられるものだ。弁護士試験はロースクール修了生ならだれでも合格できるレベルだという。

 法務部が司法試験を維持したいと言い出したのには、ある世論調査が影響している。法務部が成人1000人を対象に電話調査したところ、司法試験を続けるべきという意見が85.4%に上った。国会議員の7割も司法試験を継続すべきと答えた。法務部はロースクールがまだ完全には定着していない、すなわち公正だと認められていないので、司法試験を廃止するかどうかを改めて検討するという。

 法務部が「まだ完全には定着していない」と言う理由の1つに、ロースクールを取り巻く「縁故」問題がある。法務部が新方針を発表する数日前、野党・新政治民主連合の議員が、ロースクールで落第した自分の子供をなんとかしようと大学に押しかけ影響力を行使したとして問題になった。

 某国立大学の総長の娘がロースクールを修了する前に大規模法律事務所から内定を得たという報道も注目された。本来ならロースクールを卒業し弁護士試験に合格してからでないと内定は得られない。この女性は、その後、弁護士試験に落ちたため、内定も取り消しになった。そのほかにも、こんな報道が相次いでいる。大規模法律事務所にいる新人弁護士の7割は父親が法曹人か大手企業の役員、医者、教授だ。

 ロースクールを修了して弁護士試験に合格しても、その後は実力ではなく財力と父親の社会的地位で決まる。司法試験の合格者数は年間150人程度。合格後は司法研究院に入り、研修が終われば、本人が断らない限り100%就職できる。一方、ロースクール修了生は、弁護士試験に合格してから就職口を探すことになる。合格者数が年間1500人もいるので、実力より人脈、親のコネで就職する人の方が多いことが問題視されている。

 ロースクールは貴族学校なのかと憤慨する記事を書く韓国メディアも多い。ロースクールの授業料は高額で、修了までに1000万円以上かかる。奨学金制度はあるものの狭き門だ。貧しい家庭の子供は勉強ができてもロースクールに進学するのは難しくなった。貧しいと弁護士試験にチャレンジするチャンスすらもらえない可能性が高い。

こういう問題構造であれば当然、ハンギョレさんの出番です。

japan.hani.co.kr
www.hani.co.kr

ソウル大ロースクールのこうした措置も、そこで出ているような問題点の指摘への対応策なのでしょう。

www.youtube.com

また、上記の日経ビジネスオンラインの解説記事中に出てくる「朝鮮日報の記事」というのは、これのことですね。

女변호사는 왜 립스틱 짙게 바르고 매일 구치소로 출근했나 - 조선닷컴

'배고픈 변호사는 굶주린 사자보다 무섭다'는 말이 있다. 변호사가 많은 미국에서 유래된 속담이지만 이젠 우리나라도 예외가 아니다. 사기·횡령 등 잡범(雜犯)으로 추락하는 변호사가 속출하고 있고, 구치소에서 법률서비스 대신 웃음을 파는 변호사까지 생겨났다. 변호사가 2만명에 이르는 시대, 그 그늘도 점점 넓어지는 셈이다.

법률 자문 대신 웃음 파는'접견변호사'

변호사 2만명 시대의 어두운 단면을 상징적으로 보여주는 것은 속칭 '접견녀'의 출현이다. 일부 로펌들이 용모 단정한 여자 변호사를 뽑아 피의자 접견권을 이용해 구치소 접견실에서 재소자와 함께 시간을 보내주는 것이다. 과거에도 기업인 재소자와 회사를 오가며 심부름을 맡았던 '집사 변호사'들이 있었지만, 요즘은 젊은 여자 변호사들이 집사 변호사로 대거 진출하고 있다.

서울 서초동 법조타운의 일부 중소 로펌은 아예 로스쿨 출신의 여자 변호사들만 채용한다고 한다. 접견 변호사들은 구치소에서 의뢰인과 하루 종일 이른바 '농담 따먹기'를 하며 시간 보내주는 게 주된 업무라 사건 내용은 몰라도 된다고 한다. 이들은 때로 의뢰인이나 로펌 요구에 따라 짙은 화장을 하거나 짧은 스커트를 입기도 한다. 일부 재력가 재소자들은 여러 명을 면접한 뒤 자신을 전담할 접견 변호사를 선택하기도 한다. 서울변호사회 관계자는 "룸살롱에서 여종업원 파트너 선택하듯 접견 변호사를 고르는 사례까지 있다"면서 "한 젊은 변호사는 로펌 입사 후 한 달간 사무실에 가지 않고 구치소에서 재소자들 접견만 했다"고 했다.

그렇다고 이들의 보수가 다른 변호사보다 많은 것도 아니다. 이들 급여는 대략 월 250만~300만원으로 알려져 있다. 대한변협 관계자는 "취업이 안 되는 점을 이용한 일부 로펌과 재력가들에게 떠밀려 로스쿨 출신 여자 변호사들이 말하기도 민망한 업무에 내몰리고 있다"고 했다.

이들이 접견실을 차지하다 보니 실제 접견이 필요한 재소자를 위한 공간이 부족해질 정도다. 서울구치소 측은 지난 여름 대한변협에 10여 명의 변호사 명단을 통보하고 징계를 의뢰했다. 일부 접견 변호사들은 재소자에게 사탕이나 과자, 초콜릿 등 금지 물품을 전달하다 적발됐으며, 이런 물건들은 부적절한 접견 과정에 사용된 일종의 '데이트 용품' 성격이 강했다고 한다.

うーん、韓国のロースクール制度は日本の法科大学院の「失敗」を教訓にしていたはずなんですが、なかなかうまくいかない部分があるようですねえ…。