フレンジャーに関する(とりあえずの)オチ

フレンジャーについてタラタラと書きながら、オチをつけるべきところを放置していた。


つまり、さくらんぼやHappy Daysが「不在のあなたとあたし」と歌っていたとするなら、フレンジャーは「あなたと不在のあたし」ではなかったかと思うのだ。

どこにもいないあたしであるからこそ、いつだってそこに駆けつけて、そばにいて味方でいてあげられるのだ。


私にとって他者がかけがえのない存在である以上、究極の他者としての死者もまたかけがえのない存在である。

私にとって他者が他者であるように、他者にとっては私が他者であり、そうであるならば他者である私は究極的には死者である。死者である私を生きながらに経験すること、それが昨日「生前死」と表現したことである、かも知れない。