あと一歩

帰国が間に合わなかったか…orz

PL学園・中野、延長で涙…記録も幻に/センバツ
2009.3.28 16:25

 第81回選抜高校野球大会2回戦(南陽工2−1PL学園、28日、甲子園)山口の南陽工が、春夏通じて7度の優勝を誇る名門・PL学園を延長戦の末2−1で破り、31年ぶりのベスト8進出を決めた。

 PL学園のエース中野は、十回一死までノーヒットノーランを続けたが、延長戦で力尽きた。

 PL学園・中野、南陽工・岩本の両先発投手が互いに譲らず、ともに相手打線を無得点に抑える投手戦となった。PL学園・中野は六回表に8番河村に死球を与えるまでは走者を1人も出さないパーフェクトピッチングを披露。一方の南陽工・岩本も6回までPL学園打線を4安打に抑え、試合は終盤へと進んだ。

 終盤に入っても両投手の投げ合いは続き、PL学園・中野は九回を投げきり、無安打ピッチングを続けたが、試合は0−0のまま延長戦に突入。十回表、南陽工の2番竹重が左前に運び、中野のノーヒットノーランは幻の記録となった。

 試合が動いたのは南陽工に初安打が出た十回表、二死一、二塁から5番高木が中前打を放ち1点。さらに6番水井も左前打。ワンチャンスをモノにした南陽工が好投の中野から2点を取った。

 しかしその裏、PL学園は二死から一、二塁のチャンスを作り、5番大槻が中前適時打を放ち1点差。さらに走者を一、三塁に残したが、6番藤本が中飛に倒れ試合終了。南陽工がこの2点を守りきり、ベスト8進出を決めた。PL学園・中野は、味方の援護なく、延長戦で涙をのんだ。


PL学園・安田主将

「低めの変化球を振らされたのが負けにつながった。中野を援護できなくてとても悔しい」


PL学園・藤本捕手(延長十回の中野の投球について)

「球威は衰えていなかった。(初安打は)外角を要求したのが真ん中に入った。初めての失投で、そこから力んだ」


http://www.sanspo.com/baseball/news/090328/bsm0903281627023-n1.htm
http://www.sanspo.com/baseball/news/090328/bsm0903281627023-n2.htm

南大阪大会決勝で敗退した昨年夏からは着実に一歩足を進めたが、まだまだ足りないものがあるのだろう。夏に向けての捲土重来を期待したい。