5回目

インフルエンザで一回飛んだおかげでというべきか、あのようなことがあった後に、大韓民国憲法の話をすることになった。

「5年任期重任なし」という独特の規定が歴史的背景を持っているということ。
歴代大統領が漏れなく過酷な運命を辿らざるを得なかったこと。

とりあえず、そういった事々を「アホな人のアホな選択」と言い切ってしまうことへの躊躇いを受け取ってもらえてれば、それでよかったかと。


いま必要なのはおそらく、第六共和国憲法が作られた1987年当時には誰も想像できなかった、この目の前の事態に対処するための「民主化後」論なのだろう。