相も変わらず吠えとるな

すでに立命館守山の例もあることやし、北野・茨木・大手前・天王寺・三国丘・四条畷あたりの伝統ブランド府立高校を売りに出して私立移管させたほうがよっぽど売れそうでっせ。

なんでそっちは検討せぇへんのか、私にはさっぱりわかりませんなぁ。

橋下知事大阪府立大を視察 メタンガス車にも試乗
2009.6.10 14:17

大阪府立大のゴミ資源化実証施設を視察する橋下徹大阪府知事。発生したガスで走るバイオガス車にも試乗した=10日午前10時15分、堺市中区大阪府立大(吉田智香撮影) 大阪府橋下徹知事は10日、統廃合も含めた見直しを検討している大阪府立大学堺市中区)を初めて視察した。橋下知事は視察後、私立大から運営引き受けの打診があることを明らかにした上で「なぜ府が運営主体となっているのか議論しないといけない」と述べ、私立大への移管も視野に検討する意向も示した。

 橋下知事はこの日、奥野武俊学長の案内で、学内で発生する生ごみなどの廃棄物を資源化するプラントを見学。メタンガスを燃料に使ったカートにも試乗したほか、大阪府東大阪市の中小企業などが開発した人工衛星まいど1号」の運用管制室や、大学院生の研究発表の様子も見学した。

 また橋下知事は「税金を使っている以上、府民に納得してもらわないといけない」と述べ、戦略的な広報活動に取り組むよう注文を付けた。府立大のあり方については今後、庁内の戦略本部会議で議論し、方向性をまとめる。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090610/plc0906101419014-n1.htm

このご時世に総合公立大学の運営を引き受ける学校法人ですか…奇特ですなぁ。中学高校の運営よりもはるかに大変やと思うんですけどね。

【受験ビジネス】(1)生徒集め ブランドに限界 大学、生き残りへ財務強化
2009/6/9

 「あの早稲田で人が集まらなかったとは…」。早稲田大学の関西初進出として話題を集めた早稲田摂陵中学・高校(大阪府茨木市)。初年度となった今春の入試結果に受験関係者は言葉を失った。

 245人を募集した高校の受験者はわずか35人にとどまり、合格者は28人。中学も募集人員140人に対して受験者が170人に過ぎなかった。中学では3次の追加入試を実施したが、結局、合格者は定員の半分に満たない63人。中学・高校ともに定員を大幅に割り込んだ。

 ◆早稲田の誤算

 私立の中高一貫校は、過熱する中学受験ブームの中核的存在で、とくに有名大学系列校の人気は高い。早稲田の不人気ぶりは、受験をめぐる環境の変化を示す。早大常任理事で4月から摂陵中・高校に派遣された藁谷(わらがい)友紀校長は「地域にもっと学校情報を発信すべきだった。反省している」と振り返る。2年目の来春からは男子校から男女共学に転換し、寮も設置して全国から生徒を募る。

 早稲田と同様、系列小学校の設立や地方進出、多彩な学部・大学院の新設など、矢継ぎ早に改革を打ち出してきた立命館も思わぬ誤算に見舞われた。

 岐阜市高校野球の名門、市立岐阜商業高校を廃止して立命館大学の系列中高一貫校の誘致を目指してきたが、市民の反発もあって3月末、市議会で誘致関連費を削除した修正予算が成立した。京都府にキャンパスを置く立命館大分県や北海道、滋賀県に進出してきた実績もあるだけに「まさかこんな展開になるとは思わなかった」(同大の今村正治総合企画部長)とショックを隠せない様子だ。

 すべての希望者が入学できる「大学全入時代」を迎え、減少が続く受験者を奪い合う大学間競争が激しさを増している。早稲田や立命館の異変は、もはやブランドにすがるだけでは生き残りが難しくなっている証しと言える。

 日本私立学校振興・共済事業団によると、2008年に定員割れとなった私立大学は47%と半数に迫った。また、授業料や補助金、寄付金を合わせた帰属収入(売上高に相当)で、教員などの人件費や研究室などの設備費、管理経費などの支出を賄えない大学は、06年に32.4%に達した。3校に1校が“倒産”の危機に直面している計算になる。実際、3月には全国高校サッカー選手権に県代表として3回出場した私立香川西高校や瀬戸内短大などを経営する学校法人の瀬戸内学院(香川県三豊市)が東京地裁民事再生法の適用申請に追い込まれた。

(以下略)

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200906090007a.nwc