映画館に向かった理由
家賃の振込みを間違える。
コーヒーカップを割ってしまう。
電子辞書を忘れてくる。
待ち人が出て行ったきり帰ってこない。
気遣ったつもりが気を遣わせていることに気づく。
自分のパフォーマンスが落ちていることに、嫌でも気づかされる。
心が弱っている。
夕方が、妙に暗い。
そして、気がついたら。
映画館に吸い込まれていった、と、そういうわけです。
- アーティスト: 久保田洋司
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 1998/12/19
- メディア: CD
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これは別の曲で「胸の映画館」ですけど。久保田洋司の歌詞には時々こういうモチーフが出てきて、ふと思い出すことがあります。
久保田洋司 インタビュー
「そんなこと書いてて、観た映画がそれかい!」とツッコまれれば、返す言葉もありません。もっとも、あったところで返す気もありませんが。