愛が足りない。

3カ月越しでの仁川へのリベンジを果たした後。

無茶をお願いしたお詫びのしるしを買ってから、小雪の中での待ち合わせ。

いったいどうして、今夜はこんなことになってしまったのか。

料理の味が、ぜんぜん思い出せない。


年月を重ねても変わらないもの。

その愛らしさと、互いの語学力。

いつまでもそんな風なのは、私の愛が足りないから、らしい。


そう言われましてもね。

いろいろな愛の形があると、私は思うのですよ。