小田嶋さんのコラムを読むまで、迂闊にもこの件を知らなかったのですが。
日本の国家公務員の上位の600人の任免権を、それぞれの府省庁の枠組みとは別の権力が、一元的に管理するということが、本当に額面通りに断行されるのだとしたら、これはただごとではない。
個人的な見解を述べるなら、稲田朋美大臣が書いたと言われるあの驚天動地の毛筆看板に、適正な評価(「ヘタ」ということだが)を下すことが出来なかった人間に、トップ官僚の人事評価をするの能力があるとは思えない。
安倍首相は、あの文字を
「大変にみずみずしい字だ」
と評価したのだそうだ(こちら)。首相の思惑が水泡に帰することを祈念して筆を置きたい。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20140605/266298/?P=5
官僚の皆さんの謎の抵抗力に期待している。 がんばってください。
内閣人事局の看板、稲田氏が揮毫 首相も「みずみずしい字」と評価
2014年5月30日午後5時16分内閣人事局の発足式で看板を掛ける(左から)加藤勝信内閣人事局長、稲田朋美国家公務員制度担当相、安倍首相、菅官房長官=30日午前、東京・永田町の合同庁舎(代表撮影)
うーん。
ついこないだ、ある筋では知られている「驚天動地の石碑」を見に行ったところなので、正直もうお腹いっぱいです。勘弁してください。
大阪にある石碑の字が下手すぎる→誰が書いたんだ?→裏を見たら→ - NAVER まとめ
しかしどうしてこれで、皆さんドヤ顔でいられるのでしょうか。私には理解ができません。
「そんなだからお前はダメなんだ」と逆にお説教くらってしまうかもしれませんが。