映画「味園ユニバース」を観る。
タイトルと二階堂ふみ主演というところに惹かれて、観に行ってきました。今年3本目の映画です。
関ジャニ∞・渋谷すばるの小汚いチンピラの演技がはまってる上に、沖縄出身の二階堂ふみの大阪弁が意外なほどスッと入ってきて、観甲斐のある映画でした。
それにしても、何とも「ザ・オオサカシティ」な映画ですねえ。
古ぼけたコンクリートで固められた、ゴミゴミしてドブくさい街。親の貧乏を子がきっちり相続して、夢も希望もないその日を送る人。
その気になって歩いてみれば、大阪市内では割とありふれた風景。
そこで最後に示されるのは決して希望ではなく、マッチの火のような一瞬の煌めき。
そこに縁なく生まれ育った人や、そこから縁を切って生きている人には、文字通りに関係のない世界です。
手持ちの唯一の正装が中学の制服である世界。
http://news.walkerplus.com/article/55252/
あんたがたは自分のクラスタで、これからも生きていってください。