ガンバ大阪人脈の躍動:ファンウィジョとパクドンヒョク

いずれもスポーツソウルから。

以前の城南一和時代はともかく、近年は一流とは言えない城南FCで育ち、ACLガンバ大阪からゴールを奪ったことをきっかけにラブコールを受けて加入したファンウィジョは当時、「知る人ぞ知る」という評価だったのですが、ここにきて韓国A代表でも一気にブレークしましたね。

f:id:bluetears_osaka:20181120153123j:plain
www.youtube.com
www.youtube.com

G大阪ファン・ウィジョが韓国代表を救った…「アジアトップクラスのストライカー」
2018年11月19日

ここ3カ月でファン・ウィジョ(ガンバ大阪)に対する見方が一変した。

ファン・ウィジョは11月17日に行われた韓国対オーストラリアの親善試合(1-1)で、前半22分に先制ゴールを決めた。キム・ミンジェのロングパスを守備裏のスペースで受けて、きっちりとゴールネットを揺らした。動き出し、トラップ、決定力のすべてが光るシーンだった。

この試合の韓国は、守勢に追い込まれた。試合開始直後から前半中盤まで、オーストラリアは組織力で試合を支配した。キ・ソンヨンが抜けた韓国は、オフェンスの展開に苦労し、最前線のファン・ウィジョはボールを触れる機会も少なかった。しかしファン・ウィジョはワンプレーで試合の流れを覆した。ファン・ウィジョは同試合初シュートを得点につなげ、韓国に先制点をもたらした。

得点後は試合の雰囲気が変わった。韓国は余裕を持ってプレーできるようになり、地に足のついた試合を展開した。ストライカーの得点がどれだけ試合に大きな影響を与えるかを再確認した試合だった。

f:id:bluetears_osaka:20181120152018j:plain
(写真提供=韓国サッカー協会)ファン・ウィジョ

当然ながら、ファン・ウィジョに対する賛辞が続いている。わずか3カ月前までは想像もできなかったことだ。

去る8月、ジャカルタアジア大会を控えてU-23韓国代表キム・ハクボム監督は、ワイルドカードとしてファン・ウィジョを選択した。当時、ファンの反応は冷ややかだった。2人が城南FC時代をともにしたという理由だけで、“人脈サッカー”と非難する声が少なくなかった。

しかしファン・ウィジョはアジア大会7試合で9ゴールを決め、世論を覆した。勢いに乗るとA代表ベント監督の招集を受け、10月のウルグアイ戦でも得点に成功し、存在感を誇示した。そして今回の得点だ。ウルグアイは世界レベルのチームであり、オーストラリアはアジアカップ優勝を争うチームという点を踏まえると、ファン・ウィジョの活躍は意義が大きい。

ファン・ウィジョは全盛期を迎えている。2018年に出場した公式戦44試合で、なんと32ゴールをあげた。Jリーグで16得点、カップ戦でも5得点をあげており、アジア大会の9得点とAマッチ2得点もある。韓国を超えて、アジアトップクラスのストライカーという評価は、決して誇張とはいえないだろう。1992年生まれのファン・ウィジョは満26歳。サッカー選手としての技量がピークに達する時期に入ったといえる。

「自信だけが必要だったが…」

最大の武器は、自信だ。

ファン・ウィジョはもともとシュートまでのスピードが早く、決定力もあった。守備ラインを抜け出す動きも一品である。スピード、積極性も備えている。唯一の弱点として指摘されていた、決定的な場面での得点力もJリーグ進出後、大きく改善された。今では“ワンショット・ワンキル”のストライカーに成長した。

ファン・ウィジョの師であるキム・ハクボム監督は「もともと長所が多い選手だ。あとは自信だけが必要だったが、アジア大会を通じて確実に上昇してきた。選手は一瞬のうちに大きくなる。ゴールゲッターは、ゴールとともに成長するので、しばらく良いプレーが続くだろう」と話した。

最近の活躍を通じてファン・ウィジョは、韓国代表の主要ワントップの地位を確実にした。オーストラリア戦で途中出場したソク・ヒョンジュンのプレーは今回も微妙だった。ファン・ウィジョが強豪相手に得点を重ねる一方で、競争相手は沈黙が続いている。ベント監督としては大きな悩みをすることなく、ファン・ウィジョを先発起用できる状況だ。

ファン・ウィジョはオーストラリア戦前半ロスタイム、担架で運ばれるシーンがあった。オーストラリアのディフェンダーと空中で競り合うなかで、右すねがぶつかり、着地後に痛みを訴えた。幸いなことに大きな怪我ではない。試合後ファン・ウィジョは「重傷ではない。プレーすることもできたが、休んだほうが良いと判断した」と語った。11月20日ウズベキスタンとの試合にも出場可能だ。

https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=1011

www.youtube.com


で、その関連記事を見ていて目についたのがこの記事。全北現代の次期監督候補(の一人)として、パクドンヒョクの名前が挙がっています。ガンバ大阪に所属した期間は長くはなかったですけど、万博で目の前でプレイ観てるんですよね。チョジェジンもいた時代でした。

f:id:bluetears_osaka:20181120153823j:plain
f:id:bluetears_osaka:20181120154732j:plainf:id:bluetears_osaka:20181120154739j:plain

その後、選手としてはいろいろ苦労したみたいですが、引退後は指導者としての道を歩み、今季はKリーグ2(2部)でチームを優勝に導いているんですね。まだ若いですし、経験を積んでいい指導者になってもらいたいと思います。

www.youtube.com

“1強”全北現代の監督は中国へ…韓国Kリーグの「監督大移動」が現実的に
2018年10月24日

チェ・ガンヒ監督が14年間過ごした全北現代を離れることを皮切りに、今冬Kリーグ監督たちの大々的な移動の兆しが見られる。契約満了や成績不振などの理由で司令塔を代えるクラブが少なくなく、大きな入れ替えが起こる見通しだ。

何よりも“Kリーグの1強”、全北現代は、新しいリーダーを探さなければならない状況に直面している。同クラブは、実力と将来性を兼ね備えた監督を、国籍を問わず探すという方針だ。韓国人指導者としては現コーチのキム・サンシクをはじめ、全北現代でプレーした経験を持つ牙山ムグンファFCのパク・ドンヒョク監督、シン・テヨン前韓国代表監督、パク・キョンフン元城南FC監督、ファン・ソンホンFCソウル監督などの名前が挙がっている。

f:id:bluetears_osaka:20181120153308j:plain
全北現代を離れ、中国の天津権健足球倶楽部に行くチェ・ガンヒ監督

一部ではキム・サンシクコーチが10月20日に行われた第33節・仁川ユナイテッド戦を事実上指揮したことから、第一候補として挙げられている。しかしキムコーチは、アジアサッカー連盟AFC)プロライセンスを持っていない。

韓国プロサッカー連盟の関係者は、「2020年からはプロライセンスを所持しているか、プロライセンス取得過程中の指導者だけがACLの際にベンチに座ることができる」と話している。AFCのプロライセンスは2年課程だ。来年はともかく、2020年のACLで監督を務めるためには、今年の冬に資格取得過程に入らなければならないという意味だ。

一方でパク・ドンヒョク監督は今年、牙山を2部リーグ優勝に導き、プロの監督として好スタートを切ったが、1部リーグではコーチ経験すらない。シン・テヨン監督はACL優勝やワールドカップの経験などもあり、指導力は問題ないが、クラブの色に合っているのか見守らなければならない。ファン・ソンホン監督も同じだ。パク・キョンフン監督は理論と経験は豊かだが、最近プロでの成績が良くない。

引退宣言や途中降板も

全北現代のほかにも、指揮官が代わるクラブは少なくない。

チェ・スンホ監督は浦項スティーラースを3年ぶりに上位リーグ(上位6チームによる順位決定リーグ)に導いたが、今年で契約が満了する。クラブ側は「チェ・スンホ監督と再契約を交わすなどの次の準備はしていない」と語った。済州ユナイテッドのチョ・ソンファン監督は、チームを4年連続で上位リーグに導いたが、昨年末に再契約した際の期間は1+1年だったという。

2部リーグ下位圏だった慶南FCを来年のACL出場にまで育て上げたキム・ジョンブ監督は、株価が暴騰するというのが変数だ。チームに復帰したものの、今年末を最後に引退すると宣言した水原三星ソ・ジョンウォン監督の後任も気になるところ。そのほかにも江原FCのキム・ビョンス監督、全南ドラゴンズのキム・インワン監督、仁川ユナイテッドのヨルン・アンデルセン監督も成績の低下などによって、契約期間にかかわらず途中降板する可能性がある。

f:id:bluetears_osaka:20181120153512j:plain
引退宣言した水原三星ソ・ジョンウォン監督

韓国サッカー界では、蔚山現代キム・ドフン監督と大邱FCアンドレ監督、そしてソウルFCのチェ・ヨンス監督だけが安泰と見られている。

(構成=呉 承鎬)

https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=574

こんな記事も出ていたんですけど、見逃してました。

s-korea.jp

そして、パクドンヒョク監督がKリーグ2優勝に導いた牙山ムグンファFCと言えば、先だって解散を宣告された警察庁のチームです。こちらの話もどうなるか、まだわかりません。

blue-black-osaka.hatenablog.com

[SPO TALK] '우승에도 못 웃는' 박동혁 감독 "우승 팀을 꼭 없애야 하나, 다시 생각을"
기사승인 2018.10.27 17:15

f:id:bluetears_osaka:20181120160416j:plain
▲ 박동혁 아산무궁화 감독 ⓒ한국프로축구연맹

f:id:bluetears_osaka:20181120160450j:plain
▲ 이랜드전 베스트11 아산 선수단 ⓒ한국프로축구연맹

[스포티비뉴스=잠실, 이종현 기자] '의무 경찰 폐지'로 해체 논란에 휩싸인 아산 무궁화가 서울 이랜드를 누르고 잔여 2경기 결과와 상관없이 K리그2 우승을 확정했다.

아산은 27일 오후 3시 서울 잠실 '레울파크'에서 열린 KEB하나은행 2018 K리그 2 34라운드 서울E와 경기를 4-0으로 눌렀다. 전반 상대의 자책골, 후반에 자신들이 3골을 만들었다.

박동혁 아산 감독은 우승에 기뻐했으나 웃지만은 못했다. 경기 후 박동혁 감독은 "경찰청장님이나 대한축구협회장님이나 프로축구연맹회장님에게 우승했다는 것을 부각하고 싶다. 이만큼 잘했고 우승했 팀을 없애야 하나 의문이 든다. K1 승격이 기쁘지만 너무 힘들다는 것 준비해야하는 것을 모두가 알 텐데. 다시 한 번 심사숙고하길 기회를 만들어주셨으면 한다. 우리 선수들이 축구 인생에서 좋은 길로 가겠금 길을 만들어주고 싶다"고 아쉬움을 드러냈다.

http://m.spotvnews.co.kr/?mod=news&act=articleView&idxno=244758&sc_code=1394547748#cb

Kリーグ1昇格は見送られる結果となりましたが、解散か、市民球団への転換か、事態の確定まではまだもう少し時間がかかりそうです。

아산 무궁화, K리그1 승격 실패…시민구단 전환 작업은 계속
남장현 기자 입력 2018-11-20 05:30 수정 2018-11-20 05:30

f:id:bluetears_osaka:20181120160842j:plain
아산 무궁화. 사진제공|아산 무궁화 프로축구단

‘큰 물’을 향한 아산 무궁화의 도전은 좌절에 그쳤다. ‘KEB하나은행 K리그2 2018’ 정상을 확정했음에도 승격에 실패했다. 선수단 운영주체인 경찰청이 9월 갑작스레 발표한 선수수급 중단 방침을 철회하지 않은 탓이다.

한국프로축구연맹은 5일 2018년도 제6차 이사회를 열어 경찰청이 의경 충원을 지속하기로 결정할 경우에 한해, 아산 무궁화의 다음시즌 K리그1 승격 자격을 부여하기로 의결했으나 경찰청은 데드라인으로 정한 19일 오후 6시까지 최초의 입장을 번복하지 않았다.

일각에서는 이사회의 결정이 지나치게 늦다고 지적했으나 축구계는 아산 무궁화가 실력으로 승격자격을 얻은 만큼, 최대한 기다려줘야 한다는 분위기가 주를 이뤘다. 그럼에도 불구하고 달라진 건 없었다. 정규리그 2위를 차지한 성남FC가 K리그1에 자동 승격한다.

K리그2 자체 플레이오프 스케줄도 모두 확정됐다. 4위 대전 시티즌과 5위 광주FC가 K리그2 준플레이오프(PO)를 28일 대전월드컵경기장에서 단판 승부로 치른다. 이 경기 승자는 다음달 1일 정규리그 3위 부산 아이파크와 승강 PO행을 놓고 격돌한다. PO 최종 승자와 K리그1 11위는 다음달 6일과 9일 홈&어웨이로 승강PO를 벌인다.

정규리그를 마치면서 승격한 것도, 승격하지 않은 것도 아닌 애매모호한 상황에 처해 다소 뒤숭숭한 시간을 보낸 성남은 팬들을 위한 조촐한 자리를 마련했다. 24일 경기도 분당 AK 플라자 광장에서 축제를 연다. 자체 어워즈와 선수들의 애장품 판매, 사인회 등에 이어 ‘제2의 도약’ 선포식도 갖는다.

한편 프로연맹은 경찰청의 선수수급 및 승격 포기 결정과 별개로 아산의 시민구단 전환을 돕는 노력을 계속 한다는 방침이다. 충청남도 산하의 도민구단 전환은 어렵지만 프로팀에 대한 아산시의 관심이 높다. 이달 말까지 시 차원의 의결이 이뤄지면 창단 절차를 진행해 내년부터 K리그2 참여가 가능하다.

남장현 기자

http://news.donga.com/Top/3/05/20181119/92938060/4