承前・Happy Daysと死の哲学

口ずさんでみれば分かるが、全編が「あなたに呼びかけるモノローグ」になっていると同時に「独りつぶやくダイアローグ」になっている。

あなたは、確かに存在する。と同時に、確かに存在しない。

存在するのに存在しない「あなた」。


あたしがいる「今、ここ」にいないとしたら、あなたは、何処にいるのか。

あなたは「今、ここ」にいないのに、何故にあたしは、あなたへ愛を注げるのか。

あなたは「今、ここ」にいないのに、何故にあたしは、あなたがいてHappyなのか。


不在というあり方で存在する、そんなあなたのことを、引き続き考えていきたい。