ついに大田へ

釜山までのKTXの切符がなかなか取れなくて待たされる羽目になったり、釜山に着いた後は後で地下鉄の終電が終わっていて捕まえたタクシーに思わぬ場所で降ろされたりと、帰りはいろいろとあったが、とにかく今日は大田へ行ったのである。
前回行ったときには未開通だった地下鉄が開通していて、大田駅から大田市内へのアクセスが飛躍的に向上している。

高速バスターミナル・東部市外バスターミナルとの接続ができていない点に不満は残るが、KTXターミナル駅も総合バスターミナルもまったく無視した形で地下鉄を走らせている光州に比べれば、訪問者としてははるかに有り難いことである。

何をしに行ったかといえば、もちろんこういうのがあるところを見に行ったのである。

守衛さんの話によれば、この区画には8人分の敷地がすでに確保されているのだという。上記の人の前任者2人はソウルにいるので、残り7区画がどういう順番に埋まっていくかは「神のみぞ知る」(守衛さん談)。その成り行きがどうなるのか、個人的な関心からして非常に気になるところである。

永川や馬山とは比較にならないほど広い敷地内をうろついていたら、クルマで探しに来たヌナに叱られてしまった。確かに子供連れを放っておいて2時間もこんなところをうろつくのは、人としてどうかと思われる。
実際、大田に来たのは、ヌナとその子に会うためでもあった。2年前に会ったときには「안아 줘」とか「열어 줘」くらいしか喋ってなかったのに、ものすごく喋るようになっていた。子どもの成長は早い。
一緒になっていっぱい遊んで仲良くもなったけど、一生懸命説明してくれたことがほとんどわからなかったのは実に申し訳なかった。
次に来たときにはさて、覚えてくれているだろうか。