引き続いて語学で無駄なあがきを。
- 出版社/メーカー: エスピーオー
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ただ、作品中でただ一人、徹底して嫌な役回りを引き受けさせられている「オールドミス」の女教師。これはいただけない。
年増でヒステリーで、若いキムレウォンに露骨に色目を使って、果ては大人気ない意地悪をした上にそれがことごとく裏目に出て…。
主役を引き立てる役回りであるとは言え、この設定はあまりにステレオタイプであって、同じような境遇の女性に対する悪意を感じざるを得ない。
かつて北原みのりが「踊る大捜査線 The Movie 2」について同じような感想を述べていたが、こうした女性「のみ」がこうした役回りをあてがわれている作品構成は、正直言って不快である。
例えば、こういうキャラの人が作中で死んでも、誰にも悲しまれることはないでしょう?*1
敢えて言うならば、彼女に対しても注がれるべき愛が、どこにもないんですよ。
*1:実際、この騒動の「諸悪の根源」たるハラボジの扱いとの対比たるや…。