阿藤快さんになってしまった日

今日一日、「なんだかなー」が止まりそうにありません。

京大教授、不適切関係で辞職 自ら認める セクハラか

 京都大は16日、学生と不適切な関係があったとして懲戒処分の手続きを進めていた教員が、自ら問題があったことを認めて辞職したと発表した。

 関係者によると、教員は大学院人間・環境学研究科の50代の男性教授で今月付で辞職した。女子学生がセクハラ行為として大学に訴えていたという。

 大学によると、当該の学生(当時)が教員の行為について大学の窓口に相談し、調査の結果、教授会で「懲戒処分が妥当」との結論を出した。大学が教育研究評議会での調査を開始しようとしたところ、教員から「教員として問題があったことを真摯(しんし)に受け止めて反省し、辞職する」との通知があり、さらに後日、退職金を受け取らないとの申し出があったという。

 大学は「教員としてふさわしくない行為があった。大学として処分は行っていないが、懲戒解雇処分と同様の制裁を自らに科しており、反省している。再発防止に努める」としている。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009091700047&genre=C4&area=K00

京大教授が“不適切な関係”セクハラか−自ら辞職
2009.09.17

 京都大総合人間学部の50代男性教授が学生と不適切な関係があったとして辞職したことが分かった。女子学生に対するセクハラ行為があったという。

 大学によると、学生(当時)から申し出を受け、学内に調査委員会を設置して事実関係を調査し、懲罰相当と判断。調査委が松本紘学長に懲戒手続きに入るよう上申する前になって、元教授側から「大学教員として問題があったことを反省している」とした辞職通知が届いた。大学は、元教授の氏名や学生が申し出た時期、不適切な関係の内容は一切明らかにしていない。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20090917/dms0909171157002-n2.htm

高須基仁 人たらしの極意】民主は田中美絵子の“過去”を喜べ
2009.09.17

 所用があり、石川県小松市に今月中旬飛んだ。小松といえば、松井秀喜だろう。9年連続200本安打を達成したイチローがあれこれ騒がれているが、豪快さでは松井のほうに軍配が上がる。彼の生家近くの記念館を見てきたが、改めて松井の偉大さ、地元での人気の高さに圧倒された。

 その松井とは全くベクトルは違うが、今、小松で話題になっているのが田中美絵子だ。小松を中心とした選挙区で、地元の重鎮・森喜朗元首相を向こうに回して、後一歩まで追い詰めた民主党の美人刺客として一躍有名になった。

 惜しくも選挙区では敗れたが、比例復活で議員様に。ここまでなら、「小沢ガールズ」の一人として話題も収束するのだが、田中の名が本格的に高まったのは当選後の報道合戦によってだ。

 とにかくワイドショー的な格好のネタが次から次に出てくる。風俗ライターとしてコスプレ突撃取材をこなしていたなどというのはほんのご愛嬌程度の報道だったが、エログロ映画「盲獣vs一寸法師」(石井輝男監督)に出演して、おっぱいをもまれていたというあたりから報道が過熱。出会い系雑誌のモデルになっていたなど、メディアが興信所のように田中の過去をあさり始めている。

 国会議員は公人であるから、どんなにパーソナリティーを晒しても、報じることはOKだと勘違いしているのかもしれないが、これまで報道された田中の過去は、すべて「私人時代」のものであり、立派な人権侵害にあたる。

 彼女が意図的に過去を隠蔽したり、改ざんしたりしたのならまだしも、これではメディアによるいじめに他ならない。憲法に定められているように、職業に貴賎はないのだから、彼女が何をしていようが勝手だろう。

 私は彼女の経歴を見て、むしろ政治家として大きな期待が持てるのじゃないかとさえ思う。田中は現在33歳。就職氷河期世代であり、昨年末、派遣村で気勢を上げていた若い連中と同じ世代だ。

 彼女の学生時代は、山一証券拓銀に続いて長銀なんかが破綻した金融危機のころで、一流大学を優秀な成績で出た男子でも就職口が見つからない時代。

 ほとんどの女性が、社会に出ても正社員になれずに派遣でこき使われる中、風俗ライターになったり、映画、雑誌に出演したりして糊口をしのいでいたのだから、大変なバイタリティーの持ち主だと理解すべきだろう。

 社会的に日のあたらない中で女性一人が生きる大変さを経験した彼女は、世の中を変えるという一点で、腹の底から働く意思を持っているはず。したがって民主党は素晴らしい人材を得たと、むしろ彼女の過去を喜ぶべきではないか。

 彼女が戦った小松界隈で、彼女を悪く言う人はいなかった。国民は皆わかっているのだ。メディアの下世話な報道にうろたえているようでは、民主党執行部も底が知れている。

 「一薫一蕕(いっくんいちゆう)、十年にして尚臭あり」と昔の人は言ったけれど、社会人になって10年たった田中美絵子に、いまだに「芳しい香り」を感じるのは私だけだろうか?!(出版プロデューサー)

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20090917/enn0909171622013-n1.htm

ちなみに、ネット上で目にした順番は、下の記事から上の記事へと。

強く同意できる記事を目にした後に、これですよ。

この教授の名前はたいへん有名ですから、ちょっと調べればすぐにわかりますが、別に根掘り葉掘りほじくりかえして徹底的に叩けとか思っているわけではありません。ただ、「なんでこっちはこうで、そっちはそうなのか」と思って憂鬱になっただけです。