「공부의신」9回目

大人のあれやこれやの揉め事は今回でとりあえず小康状態になって、今度は生徒の側にあれやこれやが起きるわけですね。

それにしても、このドラマが「学歴至上社会」だの「受験競争」だのを煽る、といった批判は的外れであることが、だんだん明らかになってきました。

ヒョンジョンやボングといった、生徒の中でもメインストリームを外れた位置づけの生徒までいかにすくい上げるか。このドラマの注目点はむしろそのあたりにあります。

ネタバレにもならないと思いますが、最後はみんなそれぞれにハッピーエンドになるわけで、そのリアルさにおける説得力こそが、ドラマの成否の鍵になるんでしょう。

相手のことを勘違いしたままメチャメチャに復讐しといて、そっちはほったらかしのままでこっちと結ばれてハッピーって言われても、ぜんぜん共感できんわ!

…という、SBSのきっつい朝ドラ、「망설이지마(ためらうな)」みたいな展開には、間違ってもならないわけです。なってもらったら困ります。


ともかく、私としては「ハンスジョン先生にはよ授業させろ!」ということが言いたいだけです。

2010/02/01 10:20 KST
<インタビュー>映画にドラマに活躍のペ・ドゥナ「長く楽しく演技したい」

【ソウル1日聯合ニュース】映画「空気人形」で日本の映画祭主演女優賞三冠に輝き、3年ぶりに出演中のドラマ「勉強の神」(KBS第2)は、話題と人気を集めている。最高の2010年の幕開けとなったペ・ドゥナ。連日の良い知らせに「うれしいし、ありがたいです」と、表情も自然とゆるみがちだ。「身に余る賞賛をいただくと、次の作品選びがプレッシャーになります。こういうときこそ、休まず作品が出来るのは本当に幸いだと思います」と、謙虚さも忘れない。
 ひょっとして日本ではペ・ドゥナが日本人だと思っているのではと尋ねると、「そんなはずは(笑)。わたしも3つも(賞を)いただいてびっくりしています。日本映画界も保守的でしょうに、わたしに賞をくれるなんて意外でした」。

 「空気人形」を終えた後、心も体も抜け殻のようになっていて、芝居がしたくなかったというペ・ドゥナ。演じた心を持った人形・のぞみの最後のシーンを撮り終えた後は、のぞみと自分を混同するまでになっていた。そんな初めての経験があまりにつらく、旅に出て、次回作はもう少し明るいキャラクターにしなければと考えた。


ペ・ドゥナ=(聯合ニュース

 そこで選択したのが、「勉強の神」だった。1999年、KBS第2の青少年ドラマ「学校」で反抗期の高校生を演じデビューしたペ・ドゥナが、11年を経て、高校の教師を演じている。

 「『勉強の神』のあらすじを読んで、真っ先に思い浮かんだのが『学校』でした。生徒役の10年後に教師役というのがとても面白くて。反抗児が一生懸命勉強して先生になったんですよ(笑)。『学校』は、今の俳優活動の大きな磐石となった作品です」。

 モデルとして活動していた大学時代、「学校」出演が決まったものの、俳優を夢見ていたわけでなく、まともな演技ができず、1シーンごとに冷や汗を流した。団体生活に適応できず、共演者らにもなじめなかった。「演技はとても難しいもので、わたしには合わないんだ、と思っていました」。

 そんな彼女が恐ろしいまでに成長し、韓国はもちろん、日本でも認められる俳優となった。日本映画「リンダリンダリンダ」では、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットを踏んだ。

 「勉強の神」では、温かい心で生徒たちにこん身的な英語教師、ハン・スジョンを演じている。短期間の詰め込み式教育で5人の落ちこぼれを名門大学に合格させようという特別クラスの担任、カン・ソクホ(キム・スロ)の教育論には反対しながらも、副担任として、子どもたちの勉強のために情熱と真心を尽くす。

 「実際のところ、1度も先生になりたいと思ったことはありません。わたしはいつも学ぶ立場、誰かを教える立場じゃないと思うので。今回演じてみて、先生は誰にでもできるものじゃないと、改めて感じました。子どもたちには、カン・ソクホとハン・スジョンを合わせたような先生が必要なのでは。スジョンは成績至上主義に反対し、子どもは楽しく学校に通うべきだという理想主義者ですが、先生とは、母親のようにしかったり包み込んであげる役割を同時にしなければいけないと思います」。

 映画とドラマを自在に行き来しながら活動している彼女は、自分なりのルールを設けている。

 「映画の選択はとても厳しいですよ。観客が映画館で集中力をもって見なければいけない作品を選ぶ、とでも言うか。一方で、ドラマは大衆との疎通を目的に選びます。視聴者には楽しく気楽に見てもらわないと。あまり考えさせるドラマは疲れるでしょう。ドラマではわたしも、もう少し親切な演技をするでしょうか。わたしは神秘主義を追求しているわけでもなく、長く楽しく演技がしたい。だから映画とドラマを行き来して、強弱を調節するんです」。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/sports/2010/02/01/0700000000AJP20100201000600882.HTML