少女時代にタイムラグなし

昨日、『朝鮮日報』日本語サイトのタイムラグについて書きましたが、翻訳記事をセレクトする側としては当然読み手のニーズも意識しているはずです。

したがって、同じ経済欄の記事であっても、「少女時代」のワードがあるだけで、最優先で翻訳されることになるわけです。

いえもちろん、私の勝手な憶測ですけど。

記事入力 : 2010/10/18 07:39:02
「少女時代に学べ」

 人気女性アイドルグループの少女時代が日本市場に「新韓流ブーム」を巻き起こしている中、経済界では最近、「少女時代経営論」まで飛び出した。長期間にわたるレッスンやトレーニングでスキルを蓄積、力強く積極的なグローバル経営で満足できる結果を生み出している少女時代の成功ノウハウを、韓国企業も手本にしようという意見だ。

 サムスン経済研究所は14日、「アイドルグループが率いる新韓流時代」という報告書を発表、「資源面で絶対的に劣勢な中で、韓国のアイドルグループが世界的な人気を謳歌(おうか)しているのは、グローバルな競争を展開している韓国企業にとって示唆するところが大きい」と、少女時代やSUPER JUNIOR(スーパージュニア)、KARA(カラ)など人気アイドルグループの成長過程に注目するよう提言した。同経済研究所のチョン・テス上級研究員は「新たな変化を模索する企業も、チャレンジ精神を発揮し、綿密な計画や準備でリスクをコントロールしながら、成功体験を蓄積していくことが重要」としている。

 一方、日本の有力経済週刊誌「日経ビジネス」はこのほど、「次のサムスンはここだ 知られざる韓国急成長企業」という記事で、注目に値する韓国の次世代企業と少女時代の共通点を取り上げた。

 少女時代のマーケティングに積極的な企業もある。KTB投資証券のチュ・ウォン代表は、簡易投稿サイト「ツイッター」内の少女時代ファンの集まり「少時党」に加入、若いユーザーたちと「ツイート」でやり取りし、共感を築いている。同社では「『少時党』のおかげか、最近若いお客様が増えている」と話している。

 証券会社が発行している投資報告書でも、少女時代の名前は欠かせない。少女時代が所属しているSMエンターテインメントの投資報告書には、「少女時代の海外進出により恩恵を受けることが期待される」という証券会社各社の分析内容が並んでいる。事実、少女時代の成功で最近、SMエンターテインメントの株価も上昇傾向にある。

イ・ジェソル朝鮮経済i記者

http://www.chosunonline.com/news/20101018000004

[모닝커피] "소녀시대에게 한 수 배우자"
이재설 조선경제i 기자
입력 : 2010.10.17 21:40

인기 걸그룹 '소녀시대'가 일본 시장에 신(新)한류 돌풍을 일으키는 가운데, 최근 경제계에는 '소녀시대 경영론'까지 등장했다. 오랜 연습을 통해 기량을 축적한 뒤, 당차고 적극적인 글로벌 경영으로 만족스러운 결과를 만들어내고 있는 소녀시대의 성공 비결을 국내 기업들도 본받자는 주장이다.

삼성경제연구소는 지난 14일 '아이돌 그룹이 이끄는 신(新)한류시대'라는 제목의 보고서를 내고 "자원의 절대적인 열세 속에서도 한국 아이돌 그룹이 세계적인 인기를 구가하는 것은 글로벌 경쟁을 하는 한국기업에 시사하는 바가 크다"면서 소녀시대, 슈퍼주니어, 카라 등 인기 가수의 성장과정을 유심히 살펴보라고 지적했다. 정태수 삼성경제연구소 선임연구원은 "새로운 변화를 모색하는 기업들 역시 도전 정신을 발휘하되 치밀한 계획과 준비를 통해 위험 관리를 하면서 성공 경험을 축적해나가는 것이 중요하다"고 밝혔다.

그런가 하면, 일본의 유력 경제주간지인 닛케이비즈니스는 최근 '제2의 삼성이 여기에 있다―숨겨진 한국의 급성장'이라는 제목의 기사에서 주목할 만한 한국의 차세대 기업과 소녀시대의 공통점을 비교하기도 했다.

'소녀시대' 마케팅에 적극 나선 기업도 있다. KTB투자증권의 주원 대표는 트위터 내 소녀시대 팬 모임인 '소시당'에 가입, 젊은 이용자들과 다양한 이야기를 나누며 공감대를 형성해 나가고 있다. 회사측은 "소시당의 영향 덕분인지 최근 젊은 고객이 늘고 있다"고 밝혔다.

증권사가 발간하는 투자보고서에도 소녀시대 이름은 빼놓을 수 없다. 소녀시대가 소속된 SM엔터테인먼트의 투자보고서에는 "소녀시대의 해외 진출에 따른 수혜가 기대된다"는 증권사들의 분석 내용들로 가득하다. 실제로 소녀시대의 성공에 힘입어 최근 SM 주가도 상승세를 타고 있다.

http://biz.chosun.com/site/data/html_dir/2010/10/17/2010101700930.html

ちなみに、上記記事にある日経ビジネスの記事については、こちらで取り上げたことがあります。

『日経ビジネス』2010年9月27日号と少女時代


追記:こういう記事を併せて読めば、少女時代と韓国企業を結び付けたくなるような空気を理解できなくもないです。彼女たちはすでに海外進出を果たし、世界を見据えています。日本市場はその一部に過ぎません。

記事入力 : 2010/10/18 14:55:33
少女時代の台湾コンサートに2万4000人

 少女時代の人気は台湾にも上陸した。

 少女時代は16日と17日の二日間、台湾・台北アリーナで「ザ・ファースト・アジア・ツアー・コンサート−イントゥー・ザ・ニューワールド」を行った。今回の公演には観客計2万4000人が入場、少女時代初の台湾単独コンサートは大成功を収めた。

 特に、台湾の大型コンサート会場である台北アリーナで、海外の女性アーティストとしては異例の2回公演完売を達成。少女時代は海外女性アーティスト最多観客動員記録を打ち立てた。文字通り、アジアのナンバーワン・ガールズグループにふさわしいパワーをあらためて証明したわけだ。

 今回の公演で、少女時代は「Gee」「GENIE」「Kissing You」「Oh!」などのヒット曲を披露、メンバー一人一人の魅力が感じられるステージなどもあり、計36曲を歌いきった。

 少女時代は20日、日本でセカンドシングル「Gee」をリリースする。



イ・ジョンヒョク記者

http://www.chosunonline.com/entame/20101018000052