「NHKのことをあれこれ詮索する以前に、あんたんとこがいちばんK-Popにハマってますがな」と言いたくなります、『夕刊フジ』。
そもそも、紅にも白にもナショナルな線引きの要素はありません。ジェンダー論は別にして、ケチくさいことは言いっこなしですよ。
それに、本気で「日韓歌合戦」するなら、K-Popアーティストは4組どころでは済まないでしょうに。アイドルだけでなく、トロット歌手からも呼んでこないと…。やるならやるで別にいいですけど、NHKとKBSで二元同時中継とかやります？
それはそれで、個人的には観てみたいです。
紅白衝撃舞台裏！Ｋ−ＰＯＰ４組出れば日韓歌合戦！？
2010.11.17
大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦の出場歌手が来週中にも発表される。今年の目玉は進出著しいＫ−ＰＯＰ勢で、水面下では人気者をめぐって、日韓の綱引きが激しさを増している。
ＮＨＫは１６日夜、「クローズアップ現代」で、「韓国アイドル旋風の舞台裏」を特集した。東方神起や少女時代を擁する韓国最大手プロダクション、ＳＭエンタテインメントの新人発掘・養成に密着した内容。コンテンツビジネスとして斬り込んだ。さらに、１７日朝の「おはよう日本」でもＫＡＲＡのインタビューを紹介するなどＫ−ＰＯＰ一色。「紅白を視野にいれたラブコールでは」とうがった見方をした日本の音楽関係者もいた。
「ガールズグループもイケメン組も、いま日本で売れてる連中が、すべて紅白に出ると４組ぐらいになってしまう。そうなれば、紅白ではなく日韓歌合戦になる。ゆゆしき事態だ」（レコード会社幹部）
しかし、そうはならない。韓国でもクリスマスシーズンから大みそかにかけては、ＴＶ各局で歌謡祭や音楽特番がめじろ押しで、日韓どちらに出演するか綱引きの真っ最中だからだ。そんな中、ガールズユニットからはＫＡＲＡ、イケメンからはＢＩＧＢＡＮＧの名が“紅白当確リスト”に挙がっているという情報が飛び込んできた。
「ＫＡＲＡは、韓国内で少女時代とライバル関係で、日本進出も先を争ったほど。日韓ともに人気は少女時代が、鼻の差で勝っているが、挽回のチャンスをうかがっている。その足がかりに日本市場はうってつけなんです。腰ふりダンスでおじさん層にまでファンを増やしています」（韓流ライター）
ＢＩＧＢＡＮＧは、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞するなど、日本ファンにも根強い人気。だが、韓流ファンのもうひとつの勢力、東方神起ファンからは、こんな声も。
「圧倒的に人気があるのは、今も東方神起。日本では一部メンバーの背後に暴力団とのつながりが指摘され、契約を打ち切られたが、それでもファンは来日を待ち望んでいる。都内で開かれた東方神起のドキュメント映画は、上映期間が延長され、スクリーンに向かってペンライトを振りながら号泣するコもいた」（ファンクラブ関係者）
昨夜のクローズアップ現代では、東方神起のリーダー、ユンホ（２４）の単独インタビューも敢行。ファンを狂喜させたが、果たして紅白出演のサプライズは？
そんなことより、日本のアイドルよ、奮起せよ！
ＢＩＧＮＢＡＮＧhttp://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20101117/enn1011171610020-n1.htm
でもって、ティファニーの怪我のニュースまで報じている『夕刊フジ』の芸能ニュースランキング、上の記事とこの記事とがワンツーを占めています。「新韓流の新中心」の称号を、『夕刊フジ』には差し上げたいくらいです。
ファン衝撃「少女時代」メンバー減…激しいアレが原因！？
2010.11.17
ティファニーのケガで８人で活動することになった少女時代Ｋ−ＰＯＰでトップ級の人気を誇る９人組ガールズユニット「少女時代」のティファニー（２１）が舞台で負傷し、当分の間、メンバーから離れ、治療に専念することになった。
所属事務所などによると、ティファニーは１４日夕、韓国のステージで転倒し膝を負傷。翌１５日に病院で精密検査を受けた結果、左側膝関節の後方十字靱帯損傷と診断された。約４週間ギプスにより固定治療する。
後方十字靱帯損傷は、バイクの転倒事故やラグビーなどの運動で、ひざを９０度に曲げた状態の際に起きることが多い。
少女時代は韓国ではミニアルバム「Ｈｏｏｔ」、日本ではセカンドシングル「Ｇｅｅ」が、それぞれチャートで１位を獲得。美脚を駆使した激しいダンスで知られる。
少女時代は当面、８人で活動を続ける。
ティファニーは韓国系米国人で、２００４年にロサンゼルスでスカウトされた。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20101117/enn1011171613021-n1.htm
