「中央公論」2012年4月号

なんだか以前にも別のところで見たことあるんですけど*1AKB48と少女時代・KARAとを対比させて、「J-Pop:ハイコンテクスト/K-Pop:ローコンテクスト」と配置する言説が、こんな総合雑誌にまで登場してるんですねえ。

極私的な感想を言わせてもらえれば、それこそがハイコンテクストなオタク言説であり、俗論的な日本人論の一例に過ぎないんではないでしょうか*2

少なくとも、私のギュリ贔屓は、ローコンテクストなものではありません。

http://www.twipl.net/byTd

KAMILIAであれば知っておきたいKARA THE MIRACLE STORY - 理想未来はどうなった?

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でもって、この特集でいちばん印象に残ったのは、美人論の大家・井上章一センセがお好きなのはこちらの方だったということです。

美人論 (朝日文芸文庫)

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*1:これですね。→日本のオヤジ目線でのK-Pop現状分析

*2:それがいいとか悪いとか言っているわけではありません。ただ、「そんなレベルの雑な分析でKARAを語らないでくれませんか」と、それが言いたいだけです。はい。