なんだか以前にも別のところで見たことあるんですけど*1、AKB48と少女時代・KARAとを対比させて、「J-Pop:ハイコンテクスト/K-Pop:ローコンテクスト」と配置する言説が、こんな総合雑誌にまで登場してるんですねえ。
極私的な感想を言わせてもらえれば、それこそがハイコンテクストなオタク言説であり、俗論的な日本人論の一例に過ぎないんではないでしょうか*2。
少なくとも、私のギュリ贔屓は、ローコンテクストなものではありません。
KAMILIAであれば知っておきたいKARA THE MIRACLE STORY - 理想未来はどうなった?
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でもって、この特集でいちばん印象に残ったのは、美人論の大家・井上章一センセがお好きなのはこちらの方だったということです。
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*1:これですね。→日本のオヤジ目線でのK-Pop現状分析
*2:それがいいとか悪いとか言っているわけではありません。ただ、「そんなレベルの雑な分析でKARAを語らないでくれませんか」と、それが言いたいだけです。はい。