天候も体調もすぐれなかった一日。
心と体とをひたすら休める中で、二つの朗報を聞くことができたのは、不幸中の幸いでした。ともにその瞬間を、テレビを通して見ることもできました。中でも、ガンバ大阪の今日の試合を地上波で中継してくれたNHKには感謝です。
G大阪に待望の瞬間=地力差見せ、1年でJ1復帰−Jリーグ
人事を尽くした勝利から6時間後。待ち焦がれた瞬間が、G大阪に訪れた。ナイトゲームの京都の結果を待って、2位以上が確定。1年の最短でJ1復帰が決まった。
小雨を吹き飛ばす快勝だった。前半8分。左サイドで二川の短いクロスを遠藤が頭で決めた。3分後に丹羽が続き、41分には今季途中、ドイツから復帰した宇佐美が大勢を決める3点目。守備陣も集中力を保った。
今季序盤は勝ち切れない試合が続いた。初めてのJ2。長谷川監督は「甘くなかった。うちと相手の力を把握できていなかった」と振り返る。
転機は春すぎ。「うちの立ち位置が分かり、誰がどこで出ても機能するようになった」と指揮官。地に足が着いて、昨年の戦力がほぼ維持されたチームは快走した。日本代表の遠藤らが不在だった6月も無敗。宇佐美が15試合で16得点と爆発した。遠藤をFWでも起用する柔軟な戦いぶりで、地力の違いを見せつけた。
達成感に浸るつもりはない。「ここで満足している選手はいない。向上心を持ってやっていく」と遠藤。残り3試合。J2優勝をJ1復帰の手土産にするつもりだ。(2013/11/03-21:24)
楽天、初の日本一=球団創設9年目の栄冠−プロ野球日本シリーズ
日本シリーズを制し、胴上げされる楽天の星野監督=3日、Kスタ宮城プロ野球の日本シリーズは3日、日本製紙クリネックススタジアム宮城で第7戦が行われ、パ・リーグ優勝の楽天がセ・リーグを制した巨人を3−0で破り、対戦成績を4勝3敗とし、球団創設9年目で初の日本一に輝いた。星野仙一監督は中日、阪神の監督時代を含め、4度目の日本シリーズで初めて頂点に立った。
楽天は2009年以来2度目の出場となったクライマックスシリーズを初めて勝ち抜き、日本シリーズでは9連覇した1973年以来となる連続日本一を狙った巨人との戦いを制した。
最高殊勲選手(MVP)には、楽天の美馬が選ばれた。 (2013/11/03-22:01)